例年であれば12月上旬から1月にかけて流行しはじめるインフルエンザですが、今年はなんと9月という異例の時期から感染が拡大しています。
こうした状況を受け、多くのクリニックでは例年(10月1日開始)より時期を大幅に前倒し、9月18日から予防接種を開始しているとのことです。
更に患者さんからも「流行っているから早めに打ちに来た」と、問い合わせや接種が急増しています。
そこで気になるのが、「早い時期に打つと、肝心のシーズン本番まで効果が持つのか?」という疑問ですよね。専門医の見解を分かりやすくまとめました!
📌 今、何が流行している?
現在流行しているのは、発熱や咳などの症状が出やすい「A型の一種」で、特に高齢者の方がインフルエンザにかかった後に肺炎を起こしたり、喘息持ちの方が悪化したりするケースが懸念されており、医師も早めの警戒を呼びかけています。
⏳ そこで疑問ワクチンの効果はいつまで続く?
早めに接種した場合の効果の持続期間については、
◎抵抗力の維持期間:ワクチンの免疫は、だいたい5ヶ月ほど維持されると言われています。
◎「今(9月~10月の初め)」打った場合の懸念:今打つと、5ヶ月経った「2月末~
3月初旬頃」には免疫力が少し落ちてしまうのではないかという懸念がゼロではありません。
◎それでも「今打つべき」理由:その時期(来年2月以降)の流行がどうなっているかは分かりませんが、「今これだけ流行が拡大しているのだから、早い段階であっても今打って備えていいのではないか」という判断のもと、接種が行われています。
受験生は「もう一回打つ選択肢もある!!」
特に注意が必要なのが、受験を控えた学生で受験は3月だから、あまり早く打つと感染効果が弱くなる可能性があることからもう一回打つ選択肢もあります。
ワクチンには感染を防ぐ効果だけでなく、かかってしまった場合に重症化を防ぐ効果も期待されていることからして接種を検討する際には、自分のライフスタイルや行動予定を踏まえ、医師に相談しながら時期を判断することが求められる。
※13歳以上の受験生がインフルエンザワクチンを2回受ける選択肢はあります。日本の添付文書上、13歳以上は「1回または1〜4週間の間隔をおいて2回接種」と規定されているため、希望すれば2回受けることは制度上可能です※
【2回受ける場合のメリットと注意点】
1)メリット:受験生の強いストレスや睡眠不足による免疫力低下に対し、2回接種(ブースター効果)で抗体価をより高め、安心感(メンタル面のアドバンテージ)に繋げることができます。
2)注意点: 13歳以上は1回で十分な免疫がつくため、医学的には「一律に2回接種」は強く推奨されていませんし、短期間に同じワクチンを打っても「効果が2倍になる」わけではなく、費用や副反応のリスクのみが増えるという専門家の意見もあります
まとめ
今年は例年にないスピードでインフルエンザの流行が進んでいます。「時期が早すぎて効果が切れないか心配…」という声もありますが、目の前の流行から身を守るための選択肢として、早めの予防接種を検討してみるのもよさそうですね。
皆様も体調管理にはくれぐれもお気をつけください!
【参考資料】

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