HIV検査を受けて、検査成績書にHIV Ag/Abと記載されていることがありますが、これはどのような検査法なのでしょうか?
Ag(Antigen)は抗原、Ab(Antibody)は抗体の意味です。
従ってHIV Ag/Ab検査とは、HIV抗原抗体検査ということになります。
【HIV Ag/Ab検査は何を見つけることが出来るのか】
・不安な行為から30~50日前後で受けることによってHIV-1の抗原であるp24を検出できます。
・不安な行為から12週以降に受けることによって、HIV-1とHIV-2の抗体を検出できます。
【受けるときの注意】
・不安な行為から30日以前に受けると、いくらHIVに感染していても血液中のHIV-1の抗原であるp24の量が少ないことから見逃し偽陰性となります。
・不安な行為から50日を超えると血液中ののHIV-1の抗原であるp24の量が少なくなっていくことから見逃し偽陰性となる確率が高くなります。
・不安な行為から12週経過しないと検査で見つかるHIV-1とHIV-2の抗体の量が少く、偽陰性となります。
【HIV Ag/Ab検査の種類】
日本では数社から販売されています。
検査方法関しては、エンザイムイムノアッセイ法、エライサ法による検査とイムノクロマト法による迅速抗原抗体検査があります。
※イムノクロマト法による迅速抗原抗体検査は、日本においては"エスプライン HIV Ag/Ab"の一つしかありません※
【偽陽性反応の起こる頻度】
・エライサ法・・・・0.3%前後
・迅速抗原抗体検査・・・・3%前後
【正しく受けるためには】
・HIV-1の抗原であるp24を見つけるためには、不安な行為から30日で受けるのが最善。
・HIV-1とHIV-2の抗体を見つけるためには、不安な行為から12週で受ける必要があります。
【結果の解釈】
1)不安な行為から30日で陽性・・・HIV-1の感染の疑い
2)不安な行為から12週で陽性・・・HIV-1又はHIV-2の感染の疑い
※どちらに感染しているかは、再度HIV-1とHIV-2の検査を個別に実施する必要があります※
3)不安な行為から12週で陰性・・・HIV-1とHIV-2共に感染は否定。
4)不安な行為から30日で陰性・・・HIV-1の感染は否定できるが、HIV-2の感染は否定できていないので、12週で陰性を確認する必要があります。
Ag(Antigen)は抗原、Ab(Antibody)は抗体の意味です。
従ってHIV Ag/Ab検査とは、HIV抗原抗体検査ということになります。
【HIV Ag/Ab検査は何を見つけることが出来るのか】
・不安な行為から30~50日前後で受けることによってHIV-1の抗原であるp24を検出できます。
・不安な行為から12週以降に受けることによって、HIV-1とHIV-2の抗体を検出できます。
【受けるときの注意】
・不安な行為から30日以前に受けると、いくらHIVに感染していても血液中のHIV-1の抗原であるp24の量が少ないことから見逃し偽陰性となります。
・不安な行為から50日を超えると血液中ののHIV-1の抗原であるp24の量が少なくなっていくことから見逃し偽陰性となる確率が高くなります。
・不安な行為から12週経過しないと検査で見つかるHIV-1とHIV-2の抗体の量が少く、偽陰性となります。
【HIV Ag/Ab検査の種類】
日本では数社から販売されています。
検査方法関しては、エンザイムイムノアッセイ法、エライサ法による検査とイムノクロマト法による迅速抗原抗体検査があります。
※イムノクロマト法による迅速抗原抗体検査は、日本においては"エスプライン HIV Ag/Ab"の一つしかありません※
【偽陽性反応の起こる頻度】
・エライサ法・・・・0.3%前後
・迅速抗原抗体検査・・・・3%前後
【正しく受けるためには】
・HIV-1の抗原であるp24を見つけるためには、不安な行為から30日で受けるのが最善。
・HIV-1とHIV-2の抗体を見つけるためには、不安な行為から12週で受ける必要があります。
【結果の解釈】
1)不安な行為から30日で陽性・・・HIV-1の感染の疑い
2)不安な行為から12週で陽性・・・HIV-1又はHIV-2の感染の疑い
※どちらに感染しているかは、再度HIV-1とHIV-2の検査を個別に実施する必要があります※
3)不安な行為から12週で陰性・・・HIV-1とHIV-2共に感染は否定。
4)不安な行為から30日で陰性・・・HIV-1の感染は否定できるが、HIV-2の感染は否定できていないので、12週で陰性を確認する必要があります。
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