帯状疱疹は抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル)の全身投与を出来るだけ早期(発疹が出てから3日以内に飲みはじめるとよい)に開始することが大切です。
重症なものは、入院して抗ウイルス薬(アシクロビル、ビダラビン)の点滴静注が必要です。
抗ウイルス薬の塗り薬は、ごく軽症の場合や、すでにウイルスの活性化が抑えられている場合に使われます。
これは皮膚の表面でウイルスが増えるのを抑える効果が期待できます。
また痛みの激しいときには、痛み止めでの治療が行われます。
夜も眠れないほどの強い痛みが続く場合には、ペインクリニックなどで神経ブロックと呼ばれる治療が行われることもあります。
※神経ブロックは神経の近くに局所麻酔薬を注入して、神経の伝達をブロックする方法です※