【クォンティフェロンTbゴールド(QuantiFERON®-TB
Gold:QFT)とは】
結核菌に対する特異性が高い検査で、BCGには反応しないことが特徴です。
特異性が高いということは、偽陽性が少ないため、この検査が陽性であれば結核に感染している可能性が高いことになります。
【検査の原理】
患者の血液を結核菌特異抗原(ESAT-6とCFP-10)とともに20時間程度培養し特異抗原により刺激を受けたTリンパ球によって産生されるインターフェロン-ガンマー(IFN-γ)という生理活性物質の量を酵素免疫測定法により測定し、結核の感染を判定する方法です。
【結核菌に感染して検査が陽性となる期間】
概ね8週間と言われています。
家族内のように濃厚な接触がある場合には、4週間でも陽性となることがあります。
【感度と特異度】
感度・・・・93.7%
特異度・・・93.8%
【偽陰性の起こる要因】
・HIV感染などに感染し免疫機能に影響を受けている場合。
・糖尿病・白血病・リンパ種・悪性腫瘍などで免疫低下がある場合。
・免疫抑制剤の使用によって免疫が抑制されている場合。
【偽陽性の起こる原因】
検査様血液に5%以上の溶血がある場合。
【結果の計算方法】
1)測定値A(IU/mL)=TB抗原血漿のIFN-ガンマーA濃度(IU/mL)-陰性コントロール血漿のIFN-ガンマー濃度(IU/mL)
2)測定値M(IU/mL)=陽性コントロールのIFN-カンマー濃度(IU/mL)-陰性コントロール血漿のIFN-ガンマー濃度(IU/mL)
【判定】
・測定値Mの値不問で測定値Aの値が0.35以上・・・陽性(結核菌感染を疑う)
・測定値Mの値が0.5以上で測定値Aの値が0.1以上~0.35未満・・・判定保留
・測定値Mの値が0.5以上で測定値Aの値が0.1未満・・・陰性(結核菌感染無し)
・測定値Mの値が0.5未満で測定値Aの値が0.35未満・・・判定不可(免疫不全が考えられることからこの検査での判定は不可)
【この検査の欠点】
既に結核菌に感染し治癒している患者では過去の感染と最近の感染の区別が困難な場合があります。
6歳未満の乳幼児では反応性が低い場合が見られます。
結核菌に対する特異性が高い検査で、BCGには反応しないことが特徴です。
特異性が高いということは、偽陽性が少ないため、この検査が陽性であれば結核に感染している可能性が高いことになります。
【検査の原理】
患者の血液を結核菌特異抗原(ESAT-6とCFP-10)とともに20時間程度培養し特異抗原により刺激を受けたTリンパ球によって産生されるインターフェロン-ガンマー(IFN-γ)という生理活性物質の量を酵素免疫測定法により測定し、結核の感染を判定する方法です。
【結核菌に感染して検査が陽性となる期間】
概ね8週間と言われています。
家族内のように濃厚な接触がある場合には、4週間でも陽性となることがあります。
【感度と特異度】
感度・・・・93.7%
特異度・・・93.8%
【偽陰性の起こる要因】
・HIV感染などに感染し免疫機能に影響を受けている場合。
・糖尿病・白血病・リンパ種・悪性腫瘍などで免疫低下がある場合。
・免疫抑制剤の使用によって免疫が抑制されている場合。
【偽陽性の起こる原因】
検査様血液に5%以上の溶血がある場合。
【結果の計算方法】
1)測定値A(IU/mL)=TB抗原血漿のIFN-ガンマーA濃度(IU/mL)-陰性コントロール血漿のIFN-ガンマー濃度(IU/mL)
2)測定値M(IU/mL)=陽性コントロールのIFN-カンマー濃度(IU/mL)-陰性コントロール血漿のIFN-ガンマー濃度(IU/mL)
【判定】
・測定値Mの値不問で測定値Aの値が0.35以上・・・陽性(結核菌感染を疑う)
・測定値Mの値が0.5以上で測定値Aの値が0.1以上~0.35未満・・・判定保留
・測定値Mの値が0.5以上で測定値Aの値が0.1未満・・・陰性(結核菌感染無し)
・測定値Mの値が0.5未満で測定値Aの値が0.35未満・・・判定不可(免疫不全が考えられることからこの検査での判定は不可)
【この検査の欠点】
既に結核菌に感染し治癒している患者では過去の感染と最近の感染の区別が困難な場合があります。
6歳未満の乳幼児では反応性が低い場合が見られます。