国立感染症研究所発行の『感染症週報』第19巻 第44号 2017年11月17日発行によりますと、2017年に入って11月5日までで梅毒患者は計4813人となっています。
これは42年ぶりに4000人を超えた昨年2016年1年間の4518人をすでに上回っています。
これまで患者が多かった東京、大阪などの大都市以外の地方でも患者が増え続けています。
都道府県別では、
東京 1487人
大阪 672人
愛知 293人
神奈川 277人
兵庫県 170人
福岡県 197人
岡山県 143人
また、昨年15人だった熊本は57人と3倍超に急増しています。
さらに広島112人、香川59人、青森58人、山口21人と、いずれも昨年の2倍を超えています。
梅毒患者は、女性は20代に多く、男性では20~40代に多い傾向が見られます。
これは性産業に従事する若い女性やその客となる男性の間で感染が広がり、感染した男性が家庭内に持ち込み主婦の間にも流行が広がっています。
梅毒に関しては、医師が梅毒患者と診断した場合には、届出を7日以内に行わなければならないことから、保健所に届けられた患者数のみですから、現実は感染していても気づかず検査を受けていない人や診察で見逃された人などもっと多くの患者が存在しているはずです。
※『感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律』により医師は届け出る義務がある※
梅毒の流行は全国的になっていますので、感染する可能性のある行為をした場合には、必ず梅毒検査を受けることです。
梅毒検査の受け方(検査の種類・受ける時期・判定基準)等は当ブログに解説してありますから、良くお読み下さい。
これは42年ぶりに4000人を超えた昨年2016年1年間の4518人をすでに上回っています。
これまで患者が多かった東京、大阪などの大都市以外の地方でも患者が増え続けています。
都道府県別では、
東京 1487人
大阪 672人
愛知 293人
神奈川 277人
兵庫県 170人
福岡県 197人
岡山県 143人
また、昨年15人だった熊本は57人と3倍超に急増しています。
さらに広島112人、香川59人、青森58人、山口21人と、いずれも昨年の2倍を超えています。
梅毒患者は、女性は20代に多く、男性では20~40代に多い傾向が見られます。
これは性産業に従事する若い女性やその客となる男性の間で感染が広がり、感染した男性が家庭内に持ち込み主婦の間にも流行が広がっています。
梅毒に関しては、医師が梅毒患者と診断した場合には、届出を7日以内に行わなければならないことから、保健所に届けられた患者数のみですから、現実は感染していても気づかず検査を受けていない人や診察で見逃された人などもっと多くの患者が存在しているはずです。
※『感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律』により医師は届け出る義務がある※
梅毒の流行は全国的になっていますので、感染する可能性のある行為をした場合には、必ず梅毒検査を受けることです。
梅毒検査の受け方(検査の種類・受ける時期・判定基準)等は当ブログに解説してありますから、良くお読み下さい。