・不織布マスク
吐き出し飛沫量カット 80%
吸い込み飛沫量カット 70%
・布マスク
吐き出し飛沫量カット 74%
吸い込み飛沫量カット 40%
・ウレタンマスク
吐き出し飛沫量カット 50%
吸い込み飛沫量カット 35%
・フェイスシールド
吐き出し飛沫量カット 20%
吸い込み飛沫量カット 小さい飛沫に対しての効果はなし(エアゾルは防げない)
・マウスガード
吐き出し飛沫量カット 10%
吸い込み飛沫量カット 小さい飛沫に対しての効果はなし(エアゾルは防げない)
※各専門家・専門機関のデータから算出した平均値※
マスクの素材によって防御効果に差がかなりありますが、使用する場所や注意点を守れば問題はないと専門家も指摘しています。
不織布マスク以外は一切認めず、その他のマスクは認めないというのは間違いです。
不織布マスク以外は一切認めないという根拠は、理化学研究所などの研究チームが行ったスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションが影響しているようです。
確かに不織布に比べウレタンや布のマスクは飛沫の遮断性能が劣りますが、フェースシールドやマウスガードほどではなく、理研の担当者は「特徴の差で、使うなという意味ではない」と強調していることを理解する必要があります。
結論としては、どれも一般的な使用なら問題は無く、密な場所や病院など、より注意が必要な場所では不織布マスク、換気の良い場所で長時間使う場合はウレタンマスクと使い分けをすれば良いことです。
鼻を覆わないなど誤った着用で性能は大幅に低下することの方が重要で、材質より正しく使う方が大切です。
注意することとしてはウレタンマスクは繰り返し力が加わったりすると劣化するため、多くの製品で洗濯回数に制限が明記されていますからよく説明書を読んで使用してください。
何度も洗濯すると、見た目はきれいであってもフィルターの能力が落ち感染予防には役に立ちませんので注意が必要です(説明書に記載されている洗濯回数が来れば新品に交換)。