健康な時のGOT/GPT比は1以上ですが、病状によって数値や比率が変わってくるので、両者の比較が重要になります。
【検査目的】
肝炎・心疾患・筋疾患の診断に使います
【検査目的】
GOTとGPTの比をとることにより、各種肝疾患のおおよその鑑別ができます。
1.慢性肝炎と肝硬変の鑑別
2.アルコール性肝炎の診断
3.心筋梗塞急性期など筋疾患の診断
【基準値】
GOT/GPT比は1以上となります。
すなわちGOT値がGPT値より大きいことになります。
【異常値】
GOT/GPT<1(GOT値が小さい)…慢性・急性肝炎、脂肪肝、肝硬変初期、胆汁うっ滞など
GOT/GPT>1(GOT値が大きい)…劇症肝炎、アルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎、進行した肝硬変、溶血、うっ血性心不全、心筋梗塞など
GOT/GPT>2(GOT値が2倍超)…原発性肝がん、筋ジストロフィーなど
※急性肝炎では、GOPとTGPT両方の値が同時に上昇しますが、他の肝障害では一方が上昇します※
※慢性肝炎や肥満が原因による脂肪肝などでは、GPTの上昇が大きく、GOT/GPT比が1以下になります※
※脂肪肝でもアルコール性の場合や、肝硬変、胆汁うっ滞症などではGOT値の上昇が大きく、肝がんでは2~3倍にまでGOT値が上昇します※
【検査目的】
肝炎・心疾患・筋疾患の診断に使います
【検査目的】
GOTとGPTの比をとることにより、各種肝疾患のおおよその鑑別ができます。
1.慢性肝炎と肝硬変の鑑別
2.アルコール性肝炎の診断
3.心筋梗塞急性期など筋疾患の診断
【基準値】
GOT/GPT比は1以上となります。
すなわちGOT値がGPT値より大きいことになります。
【異常値】
GOT/GPT<1(GOT値が小さい)…慢性・急性肝炎、脂肪肝、肝硬変初期、胆汁うっ滞など
GOT/GPT>1(GOT値が大きい)…劇症肝炎、アルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎、進行した肝硬変、溶血、うっ血性心不全、心筋梗塞など
GOT/GPT>2(GOT値が2倍超)…原発性肝がん、筋ジストロフィーなど
※急性肝炎では、GOPとTGPT両方の値が同時に上昇しますが、他の肝障害では一方が上昇します※
※慢性肝炎や肥満が原因による脂肪肝などでは、GPTの上昇が大きく、GOT/GPT比が1以下になります※
※脂肪肝でもアルコール性の場合や、肝硬変、胆汁うっ滞症などではGOT値の上昇が大きく、肝がんでは2~3倍にまでGOT値が上昇します※