結核菌は1882年ドイツの細菌学者ロベルト・コッホ(1843~1910)によって発見されました。
結核菌は抗酸菌の一種で、チール・ネールセン染色では鮮紅色に染まり細長い棒状を示します。
※チール・ネールセン染色では鮮紅色に染まった結核菌※
切手は1982年フィリピン発行の「結核菌発見100年記念切手」で、コッホとともにチールネルセン染色で鮮紅色に染まった結核菌が描かれていますので紹介します。
【結核菌の大きさ】
長さ2~10ミクロン、幅0.3 ~0.6ミクロンの細長の桿菌で、芽胞・鞭毛・莢膜はつくらない。
【結核菌の分類】
マイコバクテリウム科マイコバクテリウム属に属しグラム陽性桿菌である抗酸菌と呼ばれる細菌の一種です。
【結核菌の種類】
以下の四種類が存在しますが、人に病原性を持つのはヒト型結核菌です。
1.結核菌:ヒト型結核菌 (Mycobacterium tuberculosis)
2.ウシ型結核菌 (M. bovis)
3.マイコバクテリウム・アフリカナム (M. africanum)
4.ネズミ型結核菌 (M. microti)
稀にウシ型結核菌とマイコバクテリウム・アフリカナムが人に感染することがありますが、ネズミ型結核菌は人には感染しません。
【消毒方法】
日光の中の紫外線には弱いので殺菌灯(紫外線灯)が感染防止に利用されます。
乾燥・酸やアルカリおよび消毒剤に対してはかなり強い抵抗性を示す。
グルコン酸クロルヘキシジンや塩化ベンザルコニウムは消毒効果はない。
有効な消毒剤としては、クレゾール石鹸・両性海面活性剤・アルコール・ヨードホルム、およびグルタラールなどがある。
熱に対しては60℃で20~30分、70℃では5分で死滅する。
結核菌は抗酸菌の一種で、チール・ネールセン染色では鮮紅色に染まり細長い棒状を示します。
※チール・ネールセン染色では鮮紅色に染まった結核菌※
切手は1982年フィリピン発行の「結核菌発見100年記念切手」で、コッホとともにチールネルセン染色で鮮紅色に染まった結核菌が描かれていますので紹介します。
【結核菌の大きさ】
長さ2~10ミクロン、幅0.3 ~0.6ミクロンの細長の桿菌で、芽胞・鞭毛・莢膜はつくらない。
【結核菌の分類】
マイコバクテリウム科マイコバクテリウム属に属しグラム陽性桿菌である抗酸菌と呼ばれる細菌の一種です。
【結核菌の種類】
以下の四種類が存在しますが、人に病原性を持つのはヒト型結核菌です。
1.結核菌:ヒト型結核菌 (Mycobacterium tuberculosis)
2.ウシ型結核菌 (M. bovis)
3.マイコバクテリウム・アフリカナム (M. africanum)
4.ネズミ型結核菌 (M. microti)
稀にウシ型結核菌とマイコバクテリウム・アフリカナムが人に感染することがありますが、ネズミ型結核菌は人には感染しません。
【消毒方法】
日光の中の紫外線には弱いので殺菌灯(紫外線灯)が感染防止に利用されます。
乾燥・酸やアルカリおよび消毒剤に対してはかなり強い抵抗性を示す。
グルコン酸クロルヘキシジンや塩化ベンザルコニウムは消毒効果はない。
有効な消毒剤としては、クレゾール石鹸・両性海面活性剤・アルコール・ヨードホルム、およびグルタラールなどがある。
熱に対しては60℃で20~30分、70℃では5分で死滅する。