台湾衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)からJAMA Internal Medicine(2020年5月1日オンライン版)に「台湾のCOVID-19感染ダイナミクス」という論文が出ました。
100人の感染確定者と2,761人の接触者について追跡を行い、その時期による感染力の違いが明らかにされています。
この論文の最大のポイントは「COVID-19感染は発症前から発症5日が最多で、6日以後はほとんど感染しない!」ということです。
まとめますと、
1.接触者追跡は発症4日前までさかのぼれ
2.COVID-19は発症前から発症5日までに感染リスクがあり、6日以降はない!
COVID-19の二次感染までの期間(serial interval)は4~5日、SARSは8.4日
3.すなわちCOVID-19患者が肺炎を起こして入院するころにはもう感染しにくくなっているというのです。
これら3点には医療者にとっては非常に有益なこととなります。
発症6日以後にCOVID-19患者に接触した852人で発症はなんと0(95%CI 0~0.4%)という結果が得られています。
多くの国においても、医療従事者は病院でなくて家庭で感染する方が多かったというのです。
ドイツにおいても発症1週以後、生存新型コロナウイルスは分離されていません。
この論文の内容に関してもさらなる検証が必要となりそうです。
100人の感染確定者と2,761人の接触者について追跡を行い、その時期による感染力の違いが明らかにされています。
この論文の最大のポイントは「COVID-19感染は発症前から発症5日が最多で、6日以後はほとんど感染しない!」ということです。
まとめますと、
1.接触者追跡は発症4日前までさかのぼれ
2.COVID-19は発症前から発症5日までに感染リスクがあり、6日以降はない!
COVID-19の二次感染までの期間(serial interval)は4~5日、SARSは8.4日
3.すなわちCOVID-19患者が肺炎を起こして入院するころにはもう感染しにくくなっているというのです。
これら3点には医療者にとっては非常に有益なこととなります。
発症6日以後にCOVID-19患者に接触した852人で発症はなんと0(95%CI 0~0.4%)という結果が得られています。
多くの国においても、医療従事者は病院でなくて家庭で感染する方が多かったというのです。
ドイツにおいても発症1週以後、生存新型コロナウイルスは分離されていません。
この論文の内容に関してもさらなる検証が必要となりそうです。