全国でインフルエンザの感染が急拡大しています。
現在流行しているのは、"インフルエンザA pdm09型"で、全国で検出されたインフルエンザの9割を占めています。
厚生労働省が2024年12月27日発表した、全国平均の定点数は42.66です。
【参考資料】
今シーズンのインフルエンザのおよそ90%が"インフルエンザA pdm09型"で、このウイルス株は2009年にパンデミックとなったインフルエンザの型で、2009の09とパンデミックのpdmが名前の由来で、当時は"新型インフルエンザH1N1型"と呼ばれていました。
呼称が変わったのは、当時は『新型』でしたが、流行が繰り返されるということで、季節性のインフルエンザの一つとして扱われるようになったからです。
"インフルエンザA pdm09型"の特徴はとにかく感染力が強いという一言につきます。
家族内で一人が感染すると、ほぼ間違いなく家族全員が感染するほ感染力が強いわけです。
主な症状としては、
発熱・せき・喉の痛み・筋肉痛・全身の倦怠感です。
またこのウイルスは『下気道感染』を引き起こすことが多いことも特徴のひとつです。
感染が肺の手前か下気道の辺りまで広がっていくと、下気道感染を引き起こし、痰の量が増えたりとか咳がひどくなったりとか、ひどい場合は酸素化が悪くなって呼吸困難感が出現します。
感染予防対策
1.帰宅度の丁寧な手洗いとうがい。
2.マスク着用。
3.部屋の換気。