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2013年9月16日月曜日

アレルギー検査について-6.遅延型アレルギー検査-

遅延型(Ⅳ型)アレルギーは、細胞の中のTリンパ球が引き起こすアレルギーで、即時型(Ⅰ型)アレルギーに対し、発現が遅く抗原(アレルゲン)を体内に取り込んでから半日から数日たって反応がおこります。

これは、IgGやIgAといわれる抗体が関与していることがわかっています。

遅延型アレルギーの代表格は、"接触性皮膚炎"で、俗に言う「化粧品かぶれ」、「うるしかぶれ」などといわれているものです。

【遅延型アレルギーの特徴】

アレルゲンとの接触後、数時間から数日経って初めて反応が出ることから、原因の特定が困難なアレルギーですです。

一般的に遅延型反応は、食物アレルゲンに対する過敏性からきていることが多いです。

このタイプのアレルギーは、よく"隠れアレルギー"とも呼ばれます。

【遅延型アレルギー検査】

遅延型フードアレルギー検査を実施します。

日本人の食生活にお馴染みのある乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、緑茶、烏龍茶、コーヒー、スパイス、昆布などをバランスよく揃えた、96種類の日本標準パネルで検査を行います。

※遅延型アレルギー検査は、現時点ではに関して、日本での検査は不可能なことから医院によっては、血液をアメリカへ送って検査を依頼していますので、結果を得るまでには時間がかかる上、高額な費用がかかります※

※USバイオテック研究所 日本正規代理店で検査キットを購入して、血液採取セットで血液を取り、USバイオテック研究所に郵送して検査を依頼することが可能です※

およその価格は、50000~70000円前後します。


【判定基準】

CLASS 0~6までの7段階に分類されます。

CLASS 4~6:強陽性⇒ 6ヶ月間の摂取制限。

CLASS 3 :中等度陽性⇒ 3ヶ月間の摂取制限。

CLASS 0~2:低反応⇒ 現状のままでOK


【おまけ】

アトピー性皮膚炎は、即時型アレルギーの代表格と思われがちですが、最近の研究によって遅延型アレルギーによっておこる側面もあることが明らかにされつつあります。