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2019年8月2日金曜日

性行為感染症アラカルト-9.第3期梅毒-

第3期(または晩期梅毒とも言います)は、適切な治療を行わなかった患者が感染時点から5~30年をかけて徐々に進行し臓器の破壊性病変を引き起こしたものを言います。

治療を受けていない人の約3分の1に発生し、症状は軽いものから極めて重篤なものまで様々です。

そして神経梅毒・心血管梅毒・ゴム腫梅毒に分類されます。

神経梅毒は、早期神経梅毒と後期神経梅毒に分類されます。

一昔前に比べて現代の医療の発展により第3期(または晩期)の症例は極めて稀となっています。

【感染力】

この時期は第三者に梅毒トレポネーマを感染させることはありません。

【梅毒検査】

当然TP検査は陽性となりますが、STS検査は陰性か弱陽性となります。