新型コロナウイルス感染症で重症化しやすいのは高齢者と持病のある人です。
20代くらいまでは死亡する人はほとんどいませんが、40代以降から徐々に致死率が高くなり、80歳以上では26.9%という非常に高い致死率となっています。
以下のような状態の人は、年齢に関係なく新型コロナに感染した際に重症化のリスクが高くなりますので注意が必要となります。
がん:重症化リスク3.6倍
慢性腎臓病:入院リスク増加
COPD(慢性閉塞性肺疾患):重症化リスク5.7倍
固形臓器移植による免疫不全状態:致命率上昇
肥満(BMI30以上):入院リスクが2.1倍、死亡リスクが1.5倍
心不全、冠動脈疾患、心筋症などの重篤な心疾患:重症化リスク3.4倍
2型糖尿病:重症化リスク2.3倍
【参考文献】
感染予防はやはり、「手洗い」、「うがい」、「屋内でのマスク着用」、「3密を避ける」といった基本的な対策です。