2026/27シーズンは、流行の「主役」交代が起きようとしています。
25/26シーズンに猛威を振るった型から、新たな脅威へのシフトが懸念されています。
1.A/H1N1pdm09(新型由来)へのシフト予測
◎前シーズンの名残:昨シーズン(2025/26)はA/H3N2(subclade K系統など)が主流でした。このため、日本国内にはH3N2に対する一定の集団免疫が残存しています。
◎今後の主役交代:日本感染症予報協会(JIPA)の予測等によると、免疫の壁が厚いH3N2に代わり、今シーズンはA/H1N1pdm09が優位に立って拡大する可能性が高いと見られています。
これは台湾の流行(約7割がH1N1pdm09)とも合致しています。
2.若年層・健康成人油断大敵のデータ
「若いからインフルエンザにかかってもただの風邪で済む」というのは大きな誤解です。
厚生労働省の昨季の最終データによると、インフルエンザによる入院患者2万3,991人のうち、基礎疾患の少ない15〜49歳の働き盛り世代が全体の約1割(2,264人)を占めていました。
重症化リスクは高齢者や基礎疾患のある人に限った話ではありません。
◎ポイント:ワクチン接種が始まる10月上旬よりも前に流行がピークに向かう可能性があるため、早期の感染対策と流行状況のキャッチアップが不可欠です。
私事になりますが、血液の鉄人と家族は昨日インフルエンザワクチンを接種しました。
今季は早期の接種を心がける必要があります。
【参考資料】
『流行中のインフルエンザ「A(H1N1)pdm09」が現代社会に突きつける意味』
