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ラベル 【インフルエンザ緊急告 知2026年9月17日号】:あまりに早いインフルの流行 ~その原因と対策~ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2026年9月17日木曜日

【インフルエンザ緊急告 知2026年9月17日号】:あまりに早いインフルの流行 ~その原因と対策~

 


2026年8月末から、異例の早さでインフルエンザの流行期に突入しています。


なぜ今シーズンはこれほど早く拡大しているのでしょうか。


医学的・疫学的視点から、その原因とこれからの対策を分かりやすくまとめました。


1. 異例の早期流行:現状とウイルス交代


・厚生労働省は2026年8月28日にインフルエンザの流行入りを発表しましたが、これは現行調査(1999年以降)において、2009年の新型インフルエンザに次ぎ、季節性としては過去2番目に早い記録です。


・9月11日時点の定点患者数は3.29人と約3倍に急増しており、沖縄県や東日本(東北・関東など)を中心に拡大しています。


・今シーズンの主流はA(H1N1)亜型へとシフトしていて、昨シーズン大流行したH3N2亜型とは異なり、久しぶりの本格的な流行となります。


2. なぜ夏に流行?3つの主な原因


異例の早期流行を引き起こした背景には、複数の要因が絡み合っています。


◎コロナ禍の影響による免疫の減衰


コロナパンデミック以降の感染対策によってインフルエンザの流行が抑えられていた期間があり、私たちの中にあるウイルスへの免疫が全体的に低下していました。



◎東南アジアからのウイルス流入と人流


南半球ではなく、7月頃からH1N1亜型が流行していた東南アジア(香港や台湾など)からの人流を通じてウイルスが持ち込まれたと考えられています。


◎気象要因(多雨による室内滞留)


熱帯地域では雨期にインフルエンザが流行しやすい傾向があります。今年は日本でも夏の降雨日数が多く(東京で15日、仙台で17日など)、雨の多さから屋内で過ごす時間が増え、飛沫感染しやすい環境が整ってしまいました。


3. 今後の推移と私たちが取るべき対策


◎今後の見通し


9〜10月は現在のペースで患者数が増加すると予想され、特に9月下旬の連休などでの人流拡大が懸念され、11月以降は本格的な流行期に入ってピークを迎え、年明け以降はB型の流行や2度目のピークにも注意が必要です。


◎早めのワクチン接種


すでに9月から接種を開始している医療機関もありますので、ワクチンにはA(H1N1)型・A(H3N2)型・B型が含まれており、効果は少なくとも半年持続するため、早期の接種が今シーズン全体をカバーします。


◎日常の感染対策と受診の目安


手洗い、適切なマスク着用、雨の日でも可能な換気を心掛け、発熱やのどの痛みなどの症状がある場合は周囲への拡大を防ぐためマスクを着用し、子どもや高齢者などは早めに医療機関を受診して抗インフルエンザ薬の服用を検討してください。