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ラベル 大腸がんは「防げる」!第1回:なぜ「大腸がん」だけは、見つけた瞬間に勝負が決まるのか? の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2026年8月30日日曜日

大腸がんは「防げる」!第1回:なぜ「大腸がん」だけは、見つけた瞬間に勝負が決まるのか?

 


1. 日本人が最もかかりやすい「身近すぎるがん」の現実


日本における大腸がんは、男女を合わせた罹患数(新たにがんと診断される数)で第1位を誇り、日本人が最もかかりやすいがんで、さらに死亡数においても全体で第2位(女性では第1位、男性では第2位)に位置し、年間約15万人が新たに診断され、5万人以上が命を落としています。


この脅威は、決して遠い世界の話ではありません。2026年春頃には、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが血便をきっかけに医療機関を受診し、大腸がんの切除手術と一時的な人工肛門(ストーマ)の造設を行ったことを公表して大きな話題となりました。また、同年7月23日未明には、人気作家の東野圭吾さんが大腸がんのため68歳という若さで急逝されるなど、著名人のニュースを通してその深刻さを痛感させられた方も多いはずです。


2. 医療現場で感じる「あまりにも惜しい」という悔しさ


日々の臨床現場において、医師として最も胸が締め付けられる瞬間があります。


それは、「あの時、さえ検査を受けていれば確実に助かったはずなのに……」という患者さんが、すでに進行したステージで来院される時です。


大腸がんは、現在の日本でがん死亡数の上位を占める恐ろしい病気であることに間違いはありません。しかし、医学的視点に立てば、「これほど早期発見さえすれば完勝できるがん他にはない」とも言えるのです。


3. 「ポリープの時代」に摘めば、がんへの進行は完全に防げる


なぜ大腸がんは、そこまで確実に防げるのでしょうか。その理由は、大腸がんが突如として発生するわけではなく、長い「ポリープ」という良性の時代を経てからがん化する性質を持っているからです。


この良性のポリープの段階で発見し、内視鏡を使って「プチッ」と切除してしまえば、がんへの進行を100%完全に防ぐことができ万が一がんが見つかったとしても、ステージIであれば5年生存率は9割を超える非常に予後の良いがんです。


「検診を受けること」は、単なる面倒な医療チェックではありません。あなたの大切な日常や、未来の人生設計そのものを守るための最強の手段なのです。まずは自分の体と向き合う第一歩を踏み出してみませんか?


【参考資料】


『日本人が最も多くかかる「大腸がん」は早期発見がカギ。』

『大腸がんの基礎知識〜症状と治療〜』