血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋 Headline Animator

2011年11月28日月曜日

感染症検査-1.B型肝炎検査⑥HBe抗原とHBe抗体検査-


⑥HBe抗原とHBe抗体検査

HBVに感染すると、血液中にHBV-DNAのほかに、体にとって異物となるHBV由来の蛋白質である抗原や、抗原を排除するために免疫機構によって作られた抗体が造られます。

HBVの抗原にはHBs、HBe、HBcの三種類があり、HBe抗原が陽性の場合、血液中にHBVが多量にあるか、またはHBVが増殖中であることを意味します。

その為に、HBe抗原が陽性の場合は第三者へ感染させやすい状態であるため注意が必要となります。

更にHBe抗体が陽性の場合は、HBVの量や活動性が低下しており、他者への感染力は弱いことを意味します。

基準値

HBe抗原 陰  性

HBe抗体 陰  性

異常値の解釈としては、

1.HBe抗原陽性の場合:HBVの活動性が高く、体内でHBVが増殖していることから、血液中にHBV量が多い状態で、感染力が強い。

2.HBe抗体陽性の場合:HBVの活動が低下して、HBVの量が減少していることを意味しますが、HBV無症候性HBVキャリア、B型慢性肝炎の非活動期の可能性もあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿