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2011年11月25日金曜日

感染症検査ー1.B型肝炎検査-④IgM-HBc抗体検査-


④IgM-HBc抗体

HBVに感染すると、血液中にHBV遺伝子のほかに、体にとって異物となるHBV由来の蛋白質である抗原や、抗原を排除するために免疫機構によって作られた抗体が出来ることから、HBV感染の目印となります。

HBVの抗原にはHBs、HBe、HBc の3種類がありますが、HBc抗原はHBVの内部に存在するため、そのままでは検出できず、一般病院では日常の検査では行われません。

IgM-HBc抗体は、HBc抗原に対する抗体の1つであり、HBV感染後1週間程度で陽性となり、3~6ヵ月後に消失します。したがって、IgM-HBc抗体が陽性の場合、最近HBVに感染したことを示します。

まれに、B型慢性肝炎が急に悪化した状態でも陽性となることがあります。

基準値

IgM-HBc抗体:陰性

陽性の場合の解釈

IgM-HBc抗体陽性の場合は、ごく最近にHBVに感染したことを意味します。

そのことから、B型急性肝炎、またはB型慢性肝炎の悪化の可能性があります。

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