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2011年11月15日火曜日

血液検査-1.肝臓機能検査⑥LDH-


⑥LDH

LDH(乳酸脱水素酵素)は、逸脱酵素の中でいちばん有名なもので、肝臓、赤血球、筋肉、悪性腫瘍に存在します。。

したがって、LDHの数値が上昇する病気には、肝炎など肝臓が悪い場合、赤血球が溶血などでこわれた場合、白血病、心臓の筋肉がこわれた心筋梗塞の場合、がんの場合などが考えられます。

基準値

200~400 lU/L


基準値より高い場合

Ⅰ.肝臓に原因がある場合:急性肝炎、慢性肝炎、肝臓がん、肝硬変、転移性肝臓がんなどの疑い

Ⅱ.心筋に原因がある場合:急性心筋梗塞、心不全などの疑い

Ⅲ.骨格筋に原因がある場合:筋肉ジストロフィー症、多発性筋炎などの疑い

Ⅳ.その他にも肺梗塞、白血病、悪性貧血、溶血などの疑いもあります。

白血球の悪性腫瘍である悪性リンパ腫や白血病では、数値が600から数千まで顕著に上昇します。

心筋梗塞や慢性肝炎では、400から600くらいの中等度に上昇します。

また、妊娠でも高い数値を示します。

健康診断でLDHだけが高いときには、全身のその他のくわしい検査を受けることをお勧めします。

※LDHの検査を受ける際の注意※

食事による変動はありませんが、運動によって上昇することから、ジョギングなどの日常の軽い運動でも数値が高値になり、ときにはそれが1週間近く続くこともあります。

従って検査数日前はなるべく運動を控え、検査当日は少し早めに病院に行き、気持ちを落ち着かせから検査を受ける必要があります。

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