オミクロン株BA2は2021年12月に見つかって以来、オミクロン株BA1から置き換わりが急速に進んでいます。
BA.1に比べBA.2は感染リスクが有意に高く、免疫を逃避する性質も備えていることを、査読前論文公開サイトmedRxiv(2022年1月30日オンライン版)に発表されています。
この論文から「BA.2による感染リスクはBA.1に比べて高く、BA.2がSARS-CoV-2ワクチンの予防効果をさらに低下させる免疫逃避の性質を備えていることが読み取れます。
ワクチン接種完了者とブースター接種者では伝播リスクが低く、ブレークスルー感染したワクチン接種者からの伝播リスクは上昇しないと考えられています。
そのことからして新型コロナウイルスの感染予防にはワクチン接種が依然として重要であることが読み取れます。
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