田辺三菱製薬株式会社と関連子会社メディカゴ社が開発した植物由来のウイルス様粒子ワクチンコビフェンが、2022年2月24日カナダにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防ワクチンとして承認されました。
このワクチンはデルタ株、ガンマ株に対する有効性はそれぞれ75.3%、88.6%で、このワクチン投与に関連する重篤な副反応は見られていません。
日本においても、第1/2相臨床試験を2021年10月から実施中であり、カナダ申請に用いたデータに日本の臨床試験結果を加えて、2022年度第2四半期の承認申請をめざしています。
このワクチンの承認を世界保健機関に申請したところ、タバコ会社が関与してるとして不承認としました。
世界保健機関の言い分は、『世界保健機関はタバコと兵器産業への関与には厳しい方針をとっている』とのことです。
このワクチンに米国のタバコ大手のフィリップモリスが出資しているのが問題だそうです。
※田辺三菱製薬株式会社のカナダ子会社のメディカゴ社は、田辺三菱が78.68%、タバコ大手のフィリップモリスが21.32%出資※
ワクチンのデータを検討せずに『世界保健機関はタバコと兵器産業への関与には厳しい方針をとっている』だけで不承認とするのは納得がいかないです。
兎に角今の世界保健機関は、本当に信頼できない国連の機関となってきています。
田辺三菱製薬株式会社と関連子会社メディカゴ社は、世界保健機関を相手にせずに日本や欧米で頑張って承認をとって欲しいものです。
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