世界保健機関(WHO)は、2022年5月27日の総会で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」が従来継続的に発生し、アフリカ以外で感染が広がっていることは「異例」として、警戒を発しています。
欧米を中心に36カ国以上で約2027人の患者が確認されたとし、今後の見通しは不透明としながらも、増加の恐れがあるとした(2022年6月15日時点)。
また世界保健機関は、疑い例を含めると3000人を超えると発表しています。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2022年5月23日、患者の報告が相次ぐ「サル痘」について「欧州で複数の性交渉相手がいる人の間で拡散するリスクが高い」との評価を公表しています。
日本国内においては2022年6月17日時点では、患者の確認はされていません。
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