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2018年7月24日火曜日

消毒・殺菌・滅菌・除菌について-2.殺菌-

殺菌とは、特定の細菌を殺すことを言い、言い換えれば病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルスなどの微生物を死滅させる操作のことです。

要するに殺菌とは、対象物に付着する菌を殺すことで、殺す対象や程度を含みません。

そのため10%の菌を殺して90%の菌が残っていても"殺菌した"ことになるため、有効性に対する厳密な保証はありません。

要するにどの程度の菌を殺すことが殺菌となるのか、明確な定義はありません。

ちなみにこの殺菌という言葉、洗剤などには使うことは出来ません、殺菌というのは、薬事法で医薬品や医薬部外品に使用できる言葉なのです。

殺菌剤とは、病原性を有する微生物を殺す、または増殖を抑止するための薬剤のことを言い、殺菌薬とも言います。

殺菌剤は抗生物質や抗真菌薬を除外し、微生物を非選択的に殺すものを呼ぶのが普通です。

また医療機器の殺菌のみ、あるいは皮膚にのみ用いるものは消毒薬と呼ぶことがことが多い。

殺菌剤としては以下のようなものがありま。

・ヨウ素剤 ― ヨードチンキ、ポビドンヨード

・塩素類 ― 次亜塩素酸ナトリウム

・マーキュロクロム液

・グルコン酸クロルヘキシジン-ヒビテン

・アルコール類 ― エタノール、イソプロパノール

・オキシドール(過酸化水素水)

・逆性石鹸 ― 塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウムなど

・フェノール類 ― クレゾール石鹸液など

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