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2024年7月21日日曜日

ご注意!! 新型コロナウイルスの第11波に突入!!

 新型コロナウイルスが再び、猛威を振るいはじめました。


全国約5000の定点医療機関から2024年7月8~14日に報告された感染者数は55072人で10週連続で増加し、感染「第11波」に入ったとの見方が強まっています。


現在流行の主流となっているのは、KP.3株です。


現在ま流行している『KP.3』は『BA.2』の子孫の子孫がさらに変異したものです。


「オミクロンKP.3株は親系統株であるオミクロンJN.1変異株と比較しても、より高い免疫逃避能を保持し、高い免疫逃避能を保持する」としています。


このような現状から、今後JN.1株系統である「KP.3株」を中心に対策していくことになると考えられます。


「KP.3株はこれまでの従来株よりも重症化しやすいウイルスである証拠は今のところありません」。


KP.3株が主流株の割合を増やしているのにも関わらず死亡者数の増加に至っているわけではありません。


少なくともこの夏の間、感染がどんどん広がっていく可能性が高くそれが最終的にどの規模になるのかは現時点では分かりません。


要するに新型コロナと共存する時代にはなりつつありますが、新型コロナは完全には収束していません。


これからも従来通りの感染予防対策が必要です。


2024年7月14日日曜日

新しいエイズ治療薬レナカパビルについて-2.新しいHIV予防薬レナカパビルがHIV感染予防役として使用できる可能性について-

 


この治療薬が今回の第III相臨床試験結果によって、新しいHIV予防薬レナカパビルとして期待されているわけです。


16歳から25歳の女性と少女2,134人を対象としてウガンダと南アフリカで行われた臨床試験は極めて高い予防効果が得られています。


2,000人以上の患者がレナカパビル注射による投与を行い、臨床試験期間中にHIVに感染した患者は一人もいなかった。



臨床試験の人口統計は16歳から25歳の若い女性に焦点を当てて行われましたが、この人口層は南部アフリカでHIVの影響が最も大きいとされています。


多くの研究者たちが、この薬による予防効果に驚愕しています。


従来のHIV予防の選択肢は処方通りに服用された場合非常に効果的であることはわかっていますが、PrEPのために半年ごとのレナカパビルは、経口PrEPピルを服用または保管する際に直面する可能性のあるスティグマや差別の解消に役立ち、半年ごとの投薬スケジュールによりPrEPの遵守率と持続性の向上に役立つ可能性があります」とベッカーは説明した。



レナカパビルは、毎日服用する2つの経口薬であるツルバダ (Truvada)とデシコビ(Descovy)と比較された。これらは、HIV予防のためのPrEP(曝露前予防内服)として成功を収めている。


ツルバダのグループでは、試験期間中に1,068人中16人の女性がHIVに感染し、デシコビのグループでは、2,136人中39人の女性がHIVに感染しましたが、レナカパビル注射による投与グループにおいては感染者はなかった。


日本においてもレナカパビルをHIV予防のためのPrEP(曝露前予防内服)として承認する動きが活発になってきていることから、意外と早く承認される可能性があります。


HIV予防における「最も重要な」進展の一つ

南アフリカのデズモンド・ツツHIVセンターの所長であるリンダ・ゲイル・ベッカー教授は、この注射が人々に「重要な新しい選択肢」を提供する可能性があると述べた。


【参考資料】

新しい年2回注射薬レナカパビル、HIV治療におけるこれまでで最大の進歩と称賛される