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2021年12月19日日曜日

新型コロナウイルス-48.オミクロン株とワクチンの追加接種について-

 新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種でオミクロン株による重症化を約85%防ぐことができるとする分析結果をイギリスの研究チームが2021年12月16日公表しました。


しかし新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種による効果は、オミクロン株ではその他の変異株よりも低いことも発表されています。


オミクロン株の流行は世界的にも極めて速いスピードで拡散していて、全世界で流行するのは時間の問題となっています。


当然日本国内での感染者も増加しつつあります。


急速に流行が拡大し続けるオミクロン株についての医学的・科学的情報は少なく、ワクチンの効果がどの様になるのが、またオミクロン株に感染した場合、どれほど軽く済むのか、あるいは重症化するのかの研究を世界中の専門家が精力的に行っていますが、現時点では確定的なことは分かっていません。


2021年12月18日時点では、酸素吸入や人工呼吸器を必要としている患者は少なく、入院期間も短いこと、が言われていますが今後患者数が増えればこの現実は覆ることもありえます。


ワクチンを2回接種していても、すでに感染した人が多く存在することからして、このことがワクチンがオミクロン株の感染を防ぐ効果は低くなっていると言えます。


しかしワクチンが重症化は防いでいることも事実です。


現在の見解ではオミクロン株の毒性がほかの変異株より弱いという事も言えません。


従来通り感染予防対策に心がける必要があります。

2021年12月12日日曜日

新型コロナウイルス-47.オミクロン株に感染した場合の症状-

2021年12月11日現在世界50カ国以上で感染者が報告されていて、国内では4人の日本人の感染者が出ています。


オミクロン株に感染した場合の症状としては、現時点では無症状の人もかなり多く、強い頭痛、喉の痛み、体の痛み、気分が悪くなることが主な症状です。


一方、他の株感染でみられた現時点では、味覚・嗅覚異常はほとんどなく、酸素吸入療法を必要とするケースは無いようです。


更にオミクロン株に感染してで死亡したという報告はありません。


反面他の株に比べてオミクロン株は感染力が極めて高いのが特徴で、海外での報告では3倍ほど感染力は強いとされています。


南アフリカなどでは、2~3週間で75%の感染者がデルタ株からオミクロン株に変化しているとの報告が課されています。


オミクロン株が出現してから僅かしか経過していないことから、ワクチンの有効性や死亡率などは現時点でははっきりと分かっていません。


感染者が今後増加するにつれて死亡率が高くなる危険性は否定できていません。