2021年12月25日時点でオミクロン株について分かっていることをまとめてみました。
オミクロン株は現在世界100ケ国以上で流行していおり、今後益々感染者が増えると懸念されています。
日本国内に置いても感染者数は増加しつつあります。
以下にオミクロン株で分かっていることをまとめてみました。
1.デルタ株よりも感染性が高い(実効再生産数がデルタ株の4倍)
※実効再生産数は、ある時点において1人の感染者が全感染期間に感染させる人数の平均値※
2.入院頻度はデルタ株より低く、重症化することはデルタ株より高くないとされていますが、今後感染者が増えれば重症者が増加することが懸念されており、感染者の増加が医療体制を圧迫してくることが懸念されています。
3.オミクロン株は免疫逃避があることから感染しやすいことが分かっていますが、新型コロナワクチン2回接種で重症化を抑制することが可能となり、3回接種でブレイクスルー感染・重症化を抑制する効果があることが確認されています。
4.オミクロン株は新型コロナワクチン接種した人は軽症、場合によっては「ただの風邪」でとどまる可能性があると言われていますが、現時点での毒性は未知数です。
5.高齢者など体力が弱っている人や基礎疾患のある人が感染すると、これまでの新型コロナウイルスと同様、重症化する可能性があるので見くびってはいけません。
現在日本国内では新型コロナウイルス感染者は、以前に比べて激減していますが、完全に収束はしていません。
一部の地域では感染者が増加する傾向が見られています。
感染は終わったなどと軽々しく考えず感染予防を怠ると欧米のように国中がオミクロン株感染者で埋め尽くされる危険性は十分にあります。
従って従来通りマスク着用・こまめな手洗い・3密を避ける、といった基本的な感染対策を続けていく必要があります。
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