尿の色はもともと健康(正常)なときは黄色~琥珀のような淡黄色で透明です。
尿の色が薄く、ほとんど無色透明な場合は、糖尿病の人に多く見られます。
糖尿病の人は、尿として多量の水分が排泄されることから、喉が渇くことが多くそのために多量の水を飲むようになってしまいます。
多量の水分を取ることにより、尿量が異常に多くなり尿の色が薄くなって無色透明のようになってしまいます。
糖尿病の人は、排泄される尿量が多いために、尿の色素成分であるウロクロムが希釈されてほとんど無色になってしまいます。
※健康な人が多くの水を飲み一次的に尿の色が薄くなっても、直ぐに元に戻りますから心配は無用で※
【おまけ】
糖尿病の人の尿は甘い又は甘酸っぱい臭いがすることが多くあります。
普通ブドウ糖の血漿濃度が 200mg/dlを超えると尿に糖がでてきます。
尿中にブドウ糖が排泄されることから、尿が甘い又は甘酸っぱい臭いがする訳です。
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