尿の色の変化によって、身体の健康状態を知ることができます。
健康な人の尿の色は、黄色~琥珀のような淡黄色で透明です。
尿の色が淡黄色なのは、胆汁に含まれるビリルビンという尿中色素のためです。
尿の色は健康な人でも時間的に変化します。
水分を多く摂った時は無色透明になります。
また、健康な人でも朝に起きた時の最初の尿や、運動・発汗・風邪などの発熱時などには尿の色が濃い黄褐色になります。
このようなことは、一時的なことで病気の心配はありません。
これは、身体の水分が一次的に奪われているために、尿が濃縮されたために尿が濃くなるのです。
また、食べ物の色素や着色料そのもの色が尿に出て、赤褐色や赤色・濃い緑色などさまざまな色になります。
更に尿の色は体調や季節などでも変化します。
このように尿の色は多彩ですが、よく観察することで体の健康状態を知ることができます。
次回からは尿の具体的な色について解説していきます。
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