要注意!シラカンバ・ハンノキ花粉症の人が気をつけたい「バラ科」果物リスト
こんにちは。今回は、カバノキ科(シラカンバやハンノキ)の花粉症をお持ちの方が、特に注意すべき**「バラ科」の植物**について詳しく解説します。
「果物を食べて口の中がピリピリしたことがある」という方は、ぜひチェックしてみてください。
1. なぜ「バラ科」の果物でアレルギーが起きるのか?
シラカンバやハンノキの花粉症がある人がバラ科の果物を食べると、口の中がかゆくなることがありますがこれを**PFAS(花粉食物アレルギー症候群)**と呼びます。
原因は、花粉に含まれるアレルゲンと、バラ科の果実に含まれるタンパク質(PR-10)の構造がそっくりだからで、体が「花粉が入ってきた!」と勘違いして過剰に反応してしまうのです。
2. 注意すべき「バラ科」の果物・ナッツ一覧
※バラ科の仲間は意外と多く、食卓でおなじみのものばかりです※
※くるみなどはバラ科ではありませんが、カバノキ科花粉症との関連が報告されているため、あわせて注意が必要です※
3. バラ科アレルギー(PFAS)の「3つの科学的特徴」
一般的な卵や牛乳のアレルギーとは異なる、面白い特徴があります。
① 加熱すれば「食べられる」ことが多い
バラ科のアレルゲン(PR-10)は熱に非常に弱いため、加熱すると性質が変わって反応しなくなります。
◎NG: 生のリンゴ、生のモモ、生のビワ
◎OKの可能性が高い: アップルパイ、焼きリンゴ、桃のコンポート、ジャム、フルーツ缶詰(加熱殺菌済み)
② 消化液に弱い(症状が口の中に限定されやすい)
このアレルゲンは胃酸などの消化液ですぐに分解されるため、多くの場合、症状は食べ物が直接触れた**「口の中・唇・喉」**だけに限定されます。
※注意: 大量摂取や体調不良時には、腹痛や蕁麻疹、稀にアナフィラキシーを起こすこともあるため、油断は禁物です※
③ 皮に近いほどアレルゲンが強い
リンゴやモモは、皮の近くにアレルゲンが多く蓄積されています。
4. 今日からできる対策のポイント
「大好きな果物をどうしても食べたい!」という時の対策は、大きく分けて2つです。
1)「厚めに皮を剥く」
アレルゲンの多い皮付近を取り除くことで、症状を抑えられる場合があります。
2)「加熱調理(レンジや鍋)」
電子レンジで加熱したり、コンポートにしたりすることで、安全に食べられるケースがほとんどです。
シラカンバやハンノキの花粉シーズンは、果物への反応も敏感になりやすい時期ですので自分の体質を正しく知って、安全に美味しく食事を楽しんでください。


