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2024年9月22日日曜日

2024年7月までの日本国内における梅毒患者の分析

 2024年7月までの梅毒患者数は6770人で、依然として大流行が続いています。

患者状況としては、男性は20代から全年齢層に患者が見られますが、女性は20代にピークが認められています。

【病態の分析(5438人 男3433人・女2005人)】

Ⅰ.男性 

1.同性間感染者 573人

早期顕症Ⅰ期梅毒 165人

早期顕症Ⅱ期梅毒 207人

無症候梅毒 192人

晩期顕症梅毒 9人

2.異性間感染者 2860人

早期顕症Ⅰ期梅毒 1829人

早期顕症Ⅱ期梅毒 651人

無症候梅毒 347人

晩期顕症梅毒 33人

Ⅱ.女性

1.異性間感染者 2005人

早期顕症Ⅰ期梅毒 489人

早期顕症Ⅱ期梅毒 822人

無症候梅毒 687人

晩期顕症梅毒 7人

【無症候梅毒の分析】

1.男性 539/3433 15.7%

2.女性 687/2005 34.3%

3.男女 1226/5438 22.5%

※女性が男性の2倍以上無症候梅毒が見られますが、これは女性が男性に比べて症状がわかりにくいことに由来します※

※いずれにして梅毒トレポネーマに感染しても典型的な症状の出ないことが上記のように多数存在することから、感染するような行為をしてしまった場合には、必ず適切な時期に梅毒検査を受ける必要があります※


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