2023年12月17日時点で、国内の梅毒患者数は14401人となり、過去最高となりました。
未だに流行は収まる気配がありません。
大都市を中心に、全国で患者が多数発生していますが、すべての都道府県で患者が発生しています。
男性では20〜50代が多く、女性では20代が多くなっています。
特に若い女性の患者数が顕著となっています。
若い女性の患者数が増加することは、先天性梅毒の増加の危険性をはらんでいます。
現実その患者数は増加しています。
梅毒は抗生物質で完治しますので、梅毒トレポネーマに感染するような行為をしてしまったときには必ず適切な時期に梅毒検査を受けて早期発見早期治療に心がけてください。
梅毒はペニシリン系などの抗菌薬が有効で、現在は抗菌薬の内服治療に変わり世界的な標準治療薬であるベンジルペニシリンベンザチン筋注製剤の治療となっています。
早期梅毒であれば1回の注射で、後期梅毒の場合は、3回の注射で治療が可能ですから、梅毒トレポネーマに感染するような行為をしてしまったときには必ず適切な時期に梅毒検査を受けて早期発見早期治療に心がけてください。
早く治療を開始すればするほど早く完治します。
国立感染症研究所の発表した『梅毒2023年現在』をリンクしておきますから、参考のためにぜひともお読みください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-iasrtpc/12410-526t.html