国内の主なワクチンの開発現状を簡単に解説します。
1.塩野義製薬 国立感染症研究所/UMNファーマ
コロナウイルスのタンパク質を遺伝子組み換え技術で作成(遺伝子組み換えワクチン)
※第Ⅰ/Ⅱ相試験を2020年12月から開始
2.第一三共 東大医学研究所
コロナウイルスのmRNAを使用(mRNAワクチン)
※第Ⅰ/Ⅱ相試験を2021年3月から開始
3.アンジェス 大阪大学/タカラバイオ
コロナウイルスのDNAを人に投与(DNAワクチン)
※2021年3月、第Ⅱ/Ⅲ相の参加者500人全員に接種が終わり、今後数カ月の経過観察をした後、2021年内に大規模な第Ⅲ相試験に入る予定
4.KMバイオロジクス 東大医科学研究所/国立感染症研究所
不活化したコロナウイルスを使用(不活性化ワクチン)
※第Ⅰ/Ⅱ相試験を開始(2021年3月)
いずれのワクチンもまだ第Ⅲ相試験が行われていないか、完了してないことから申請にはまだ先となります。
感染予防ワクチンは、有効性が高いことも必要ですが、安全性が更に必要となります。
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