2024年4月に世界保健機関(WHO)が先日発表した報告書によりますと、日本だけでなく世界的に性感染症が急増していると指摘しています。
梅毒、淋病、クラミジア、トリコモナスの4種類の性感染症に、世界で毎日約100万人が新たに感染していて、更に悪いことに抗生物質に耐性を持つ、つまり治療薬の効かない淋菌も増加しているという。
2024年4月に世界保健機関(WHO)が先日発表した報告書によりますと、日本だけでなく世界的に性感染症が急増していると指摘しています。
梅毒、淋病、クラミジア、トリコモナスの4種類の性感染症に、世界で毎日約100万人が新たに感染していて、更に悪いことに抗生物質に耐性を持つ、つまり治療薬の効かない淋菌も増加しているという。
世間でよく言われている三大疼痛について解説いたします。
一般的に以下の3つの病気の組み合わせを指します。
1.尿路結石
2.痛風
3.胆石症
これらの病気は、いずれも非常に激しい痛みを伴うことから、「三大激痛」とも呼ばれています。
1.尿路結石とは、腎臓や尿管に結石ができる病気で結石が尿路を塞ぐことで、激しい痛みや吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
2.痛風とは、血液中の尿酸値が高くなることで起こる病気で尿酸が結晶化して関節に沈着することで、激しい痛みや腫れなどの症状が現れます。
3.胆石症とは、胆嚢に結石ができる病気です結石が胆管を塞ぐことで、激しい痛みや吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
これらの病気は、いずれも生活習慣が大きく影響します。
尿路結石は、水分不足や偏った食生活が原因で起こることが多くなります。
痛風は、プリン体の多い食事やアルコールの過剰摂取が原因で起こることが多くなります。
胆石症は、肥満や脂質異常症などが原因で起こることが多くなります。
三大疼痛は、いずれも非常に苦痛を伴う病気ですので、これらの病気にならないためには、日頃から生活習慣に気を配ることが大切です。
これ以外にも、以下の3大激痛と言われています。
・痛風、尿管結石、虫垂炎
・膵炎、狭心症、くも膜下出血
・心筋梗塞、痛風、群発頭痛
・尿路結石、群発頭痛、心筋梗塞
・尿路結石、痛風、胆石症
※やはり痛風や結石は含まれていますねぇ※
新型コロナウイルス(COVID-19)のオミクロン株から新たに派生した変異株「BA.2.86(通称・ピロラ)」が7月下旬にデンマークで初めて確認され、イスラエル、米国、南アフリカ、英国において検出され、日本では2023年9月7日に東京都内で初めて確認されています。
初期の研究では、ピロラにはさまざまな変異が生じていますが、免疫回避能力は以前の変異株とさほど変わっていません。
これはワクチンでこれまでと同様の予防効果を期待でき、XBB変異株に自然感染したことがあれば、この新たな変異株に対する免疫力は高まっているとされています。
これほど多くの変異を経たにもかかわらず、ピロラの免疫回避力はさほど高くないのは、おそらく現在はもう見なくなった有名な古株である初期のオミクロン株「BA.2」から進化したと考えられています。
しかしながら現在米国内でこの新しい変異株「BA.2.86(通称ピロラ)」が急速に広がっていきています。
この変異株は米国内で3番目に多い変異株となっています。
CDCや製薬会社はピロラやその派生型に対してもある程度の防御効果があると説明しています。
ピロラは免疫回避能が高くワクチン接種や過去の感染による免疫をすり抜ける能力が高いことが分かっています。
更に感染力が高く、BA.2よりも感染力が10%以上高いと推定されています。
重症化リスクについては現時点では不明です。
主な症状としては、発熱・喉の痛み・咳・鼻水・頭痛・倦怠感・筋肉痛等となっています。
日本においても数例か検出されています。
予防あ対策は、従来の新型コロナウイスと同じです。
※現時点では、新型コロナウイルス変異株「ピロラ」の名称の由来は、公式には発表されていません※
【参考資料】
『急速に広がる"ピロラ"COVID変異株BA2.86について知ってゆくべきこと、そしてワクチンが予防効果をもたらすかどうか』
【お断り】
今回の記事は、ヴァンパイアフェイシャル(吸血鬼美顔術)の、効果をウンヌンしたり否定しているわけではなく、感染の事実を伝えて施術者に注意を促すことを目的としています。
ヴァンパイアフェイシャルは、血液療法の一種で1950年代に多血小板血漿(PRP:Platelet-Rich Plasma)の使用が始まり、現在では美容分野でも活用されるようになりました。
肌へ微細な傷をつけることで、傷を修復しようとする人体の自然治癒力の作用により、体内のコラーゲン生成を促進し、加齢とともに生じるシワやたるみ、毛穴の開き、ニキビ跡、妊娠線など、様々な肌の症状を改善する美容皮膚科治療の一つです。
PRP(多血小板血漿)注入療法は、ご自身の血液から専用の自己型注入剤を作り、血小板と白血球の放出する成長因子によって、シワ・たるみなどの老化症状を改善させる新しい美容再生治療です。
※多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma)とは、再生医療の一種であるPRP(Platelet-Rich Plasma)療法で用いられる血小板が豊富に含まれた液体の血液製剤です※
※ヴァンパイアフェイシャルは、施術後に顔に赤みが出ることに由来して名付けられました。※
自身の血液から採取したPRPを使用するため、自然な方法で肌の再生を促すことができます。
ダーマペンと呼ばれる特殊な機器を使って、肌に微細な穴を開けることで、PRPの浸透を促進します。
※ダーマペンと呼ばれる先端にマイクロ針の付いたマシンで肌に微細な穴を空け、その穴にPRPを入れて肌の再生を促す治療です。
主な適応症は、アクネ、アクネ跡、シワ、たるみ、毛穴の開き、肌質の改善などです。
肌の再生を促すことをうたう美容ケア「ヴァンパイアフェイシャル」によって、少なくとも3人の女性のHIV感染が判明しています。
【感染の原因】
本来自分自身の血小板を使用することから血液そのものからの感染は考えられません。
しかし、施術者の中にHIV感染者がいて、その施術者に使用したダーマペンや注射器の使い回しや滅菌の不備が原因でHIVに感染したと考えられています。
しかも今回のHIV感染は無許可のスパで発生しています。
【注意】
1.血液を使う美容術は、HIVやHBVなどの血液を介して感染する感染症に感染するリスクが有る。
2.使用する器具が使い捨てや滅菌が不十分であるとこれらの器具から感染する。
3.無許可のスパで受けずに医療機関で受ける。
【参考文献】
日本の梅毒患者数は、新型コロナウイルスのパンデミック発生の2020年にいったん減少しましたが、その後は再び急増する傾向にあり、その増加率が中国、オーストラリア、ニュージーランド、日本4カ国の中で日本が突出して高かった。
【参考資料】
『新型コロナウイルス感染症パンデミック後の日本における梅毒の急速な再発:記述的研究』
2020~21年にかけたは、ニュージーランドは減少、中国・オーストラリアで微増、日本は36%と増大してます。
調査の結果では、新型コロナウイルスによるパンデミックが発生した2020年には全4カ国で前年と比べて梅毒の年間患者数が減少し、減少率は日本で11.7%、中国で11.0%、ニュージーランドで28.9%、オーストラリアで11.0%だった。
しかしながら翌年の2021年になると梅毒患者数は、ニュージーランドで前年と比べて12.6%減少したものの他の3カ国では増加に転じ、 増加率は中国の2.8%、オーストラリアの4.8%と増加したのに比べ、日本では36.0%と突出して増加してています。
2022年はオーストラリアの6.3倍の66.2%増で13281人に、2022年の梅毒患者数は、中国で前年と比べて7.4%減少した一方で日本とオーストラリアでは増加が続き、 日本における増加率はオーストラリアの約6.3倍と大幅に増明かしています。
2022年の日本の梅毒患者数は、現行の感染症サーベイランスが開始された1999年以降で最多の13258人に上った。
日本における梅毒患者の年齢別・性別の発生傾向は、パンデミック前後で変化がなく、男性で20~40歳代、女性で20歳代が最も多かった。
男性間性交渉者および異性愛者のいずれでもパンデミック後に梅毒患者が増加しましたが、前年からの増加率は異性愛者で高い傾向にあります。
このように梅毒患者がは急激に増加したのは、外出自粛による検査・受診減少、感染症への「慣れ」の可能性が指摘されています。
しかしながら日本で新型コロナウイルスパンデミック後に梅毒患者が急増した理由は明らかになっていません。
持っても考えられる理由としては、パンデミック下で検査を受ける・異常が見られても受診を見変えた結果、梅毒トレポネーマ感染の発見が遅れ、適切な治療が行われず感染拡大につながった 可能性が大きいと専門家は指摘しています。
梅毒が大流行しているということは、同じ性感染症のHIVも密かに流行していると考えるべ気でしょう!!
不安な行為をしてしまった時には必ず適切な時期に梅毒検査やHIV検査(その他の性感染症も)を受ける必要があります。
2024年4月7日現在の梅毒患者数は、3332人減少は見られません。
2024年第1四半期 2473人の梅毒患者の病期分析
男性同性愛者 232人
・早期第Ⅰ期 74人
・早期第Ⅱ期 78人
・無症候性 80人
男性異性間者 1314人
・早期第Ⅰ期 862人
・早期第Ⅱ期 281人
・無症候性 171人
女性異性間者 927人
・早期第Ⅰ期 228人
・早期第Ⅱ期 376人
・無症候性 323人
【無症候性梅毒の比率】
1.男性同性愛者 80人/232人:34.5%
2.男性異性間者 171人/1314人:13.0%
3.女性異性間者 323人/927人:34.9%
4.男女総計 483人/2473人:19.5%
※無症候性梅毒患者が多いことから以下の点に注意が必要となります※
1.梅毒トレポネーマに感染しても、梅毒特有の症状が出ないことから感染に気づかない。
2.梅毒トレポネーマ感染は検査を受けないとわからない。
3.感染に気づかないということは知らず知らずの内に感染を拡大している。
4.不安な行為をしてしまったときには必ず適切な時期に梅毒検査を受ける。
2023年1年間の新規HIV感染者数が960人となり、7年ぶりの増加となりました。
しかも感染ルートの66%が“同性間の性行為”でした。
さらに感染者のおよそ30%がエイズを発症していました。
感染経路の分析の結果、同性間の性行為による感染が66%、異性間の性行為による感染が14%でした。
感染者数の増加については、新型コロナウイルスの影響で検査数が少ない状況が続いた後一転してHIV検査が開始されたことに起因していると厚生労働省が指摘しています。
実際、2023年の検査数は2022年より約33000件多い約106000件と増加しています。
この検査者の増加が、新規HIV感染者数を押し上げたものと考えられています。
要するに新型コロナウイルス流行時には、保健所での検査が十分行えなかったことから、感染者数は見かけ上減少していたということだけだったわけです。
新型コロナウイルス流行時においても梅毒患者数は大幅に増加していたことから、HIV感染者数も我々が知らないだけで実際は増加していたことになりえます。
新型コロナウイルスの感染が収まり、人と人との接触数増加に伴い、多くの感染症が増加に転じていることから、当然のことながらHIVも同様の傾向であろうと想定していましたが想定通りとなったことになります。
既にエイズを発症している人が、30%多い水準にあることからして、これはHIV検査が十分にできておらずエイズを発症していないHIV感染者が多い可能性を示唆しています。
このことは第三者への感染のリスクが高くなることからに、感染するような行為をしてしまった人は必ず検査を受けることです。
HIVの治療は早期発見・早期治療が大事なので、不安に感じたら一度検査を受けることが大切です。