TMA法(Transcription Mediated Amplification )の特徴としては、
1.1回の検査で咽頭のクラミジアトラコマチス・淋菌の結果が同時に検査が可能。
2.他の遺伝子検査と比較して高い特異性(ニセの陽性反応が出にくい)を有して、咽頭検査に適している。
3.他の遺伝子検査法と比較して約1,000倍高感度で検出可能である。
4.口の中の非病原性の細菌との反応がほとんどないことから偽陽性反応の出現率が極めて低い。
これらのことから咽頭淋菌感染の検査としては、極めて優秀な検査法です。
咽頭淋菌検査に、PCR法を行うと偽陽性反応が出ることを婦人科、泌尿器科、性病科の医師に周知徹底されていないことと、喉の専門家の耳鼻咽喉科医も十分周知徹底されていないのが実情です。
誤った検査法を採用して、咽頭淋菌感染症でもないのに、咽頭淋菌感染症と診断され、不必要な治療を行われている患者もいることは確かです。
※咽頭淋菌陽性と診断されて、幾ら抗生物質を服用しても治らない場合は、間違った検査法による偽陽性反応の可能性もあります※
咽頭淋菌の検査を受けるときには、検査名を良く聞き、PCR検査でなく、SDA法かTMA法を受けることです。
0 件のコメント:
コメントを投稿