2023年5月14日までの患者数は、5164人に上る。昨年の同期の3630人を軽く上回りました。
未だ大流行は収まる気配はありません。
感染対策を怠らず感染にはくれぐれも気をつけてください。
【梅毒トレポネーマはコンドームで本当に感染予防できるのか?】
厚生労働省はリーフレットなどで「コンドームの適切な使用によりリスクを減らすことができる」と啓発を進めていますが、これに専門の医師から疑問の声が寄せられています。
特に女性感染者の増加が顕著だったため、厚労省は「女子の梅毒増加中!」とアピールしたリーフレットを作成し、そこで「コンドームの適切な使用によりリスク を減らすことができます」と強調していますが、梅毒トレポネーマはコンドームでは完全に予防できません!!
【何故梅毒トレポネーマはコンドームで完全に予防できないのか?】
ペニスに梅毒トレポネーマが感染してそこに病変があれば確かに感染予防可能ですが、 コンドームで覆われない箇所に病変があればコンドームは感染予防には何の役にも立ちません。
確かに性器クラミジア感染症・淋菌感染症・HIV/AIDSは、適切な使用で病原体と侵入経路の間に確実にコンドームが防御壁となるため感染リスクは極めて低くなります。
しかしながら梅毒・性器ヘルペス・ヒトパピローマウイルス感染症は、病原体が潜む箇所がコンドームを装着できるところにあるとは限りませんし、 これらの感染症はコンドームを装着しないところに病変ができることも多いことからコンドームが感染防御に役立つ確立は低くなります。
※※梅毒トレポネーマはコンドームで完全に感染予防はできないことをよく認識しておく必要があります※※
※※しかしコンドームが感染予防に全く役に立たないわけではなく、ある程度感染リスクを低くすることは間違いありませんので、使用しないより使用するほうが良いということになります※※
※※最も大切なことはコンドームの使用によって梅毒トレポネーマの感染予防が100%出来ると勘違いしないことです※※
梅毒トレポネーマはオーラルセックスでも簡単に感染することをお忘れなく!!!
※※特に梅毒トレポネーマはオーラルセックスでもいとも簡単に感染してしまいます※※
※※よく性行為をしなければ梅毒トレポネーマに感染しないと勘違いされている人を見かけますが、これは大きな間違いです※※
※※キスやオーラルセックスで、喉・唇・性器・肛門に感染した事例は多く報告されています※※