潜伏梅毒とは、各種梅毒血清反応が陽性で、梅毒特有の臨床的症状が認められないものを言います。
【潜伏梅毒の梅毒検査】
1.STS検査が陽性で、TP検査が陰性の場合は生物学的僞陽性反応が疑われるので、再度日にちを開けて採血し検査をする必要があります。
2.STS検査とTP検査の両方が陽性の場合潜伏梅毒と考えれます。
3.TP検査のみ陽性の場合は、陳旧梅毒の可能性がありますが、再度確認検査をする必要があります。
【潜伏梅毒の頻度とその種類】
梅毒トレポネーマ感染後1年以内の潜伏梅毒はおよそ25%の患者で見られ、第2期梅毒の再発を起こすことから、"早期潜伏梅毒"と言います。
それ以降の梅毒を"後期潜伏梅毒"と言います。
これは第1期及び第2期梅毒の時点で適切な治療を行わなかった場合、3分の2以上の患者が潜伏梅毒に移行します。
潜伏梅毒に移行した患者の25%前後が4年以内(多くは1年以内)に第2期梅毒の症状が再燃します。
そして潜伏梅毒になった患者のおよそ3分の1が晩期梅毒に移行してしまいます。
梅毒トレポネーマの感染力は時間経過と共に衰え、感染成立後4年以降は性行為による感染はないといわれています。
しかし後期潜伏梅毒の時期では、母胎から胎児に感染し先天梅毒を発症する可能性はあることからして注意が必要となります。
【潜伏梅毒は治療しないでよいのか】
潜伏梅毒の患者は梅毒治療を行わなくても、70%は晩期梅毒には移行しないことが知られていますが、自然治癒は疑問視されています。
残りの30%の患者は晩期梅毒に移行します。
※現代医療では多くの人が梅毒以外の感染症で抗生物質の投与を受ける機会が多く、梅毒トレポネーマに感染しているにもかかわらず気づかずに他の疾患で抗生物質の投与を受け、その結果として潜伏梅毒の段階で治癒している可能性があります※
※このことから先進国で晩期梅毒がまれであることが説明出来ます※
【潜伏梅毒の梅毒検査】
1.STS検査が陽性で、TP検査が陰性の場合は生物学的僞陽性反応が疑われるので、再度日にちを開けて採血し検査をする必要があります。
2.STS検査とTP検査の両方が陽性の場合潜伏梅毒と考えれます。
3.TP検査のみ陽性の場合は、陳旧梅毒の可能性がありますが、再度確認検査をする必要があります。
【潜伏梅毒の頻度とその種類】
梅毒トレポネーマ感染後1年以内の潜伏梅毒はおよそ25%の患者で見られ、第2期梅毒の再発を起こすことから、"早期潜伏梅毒"と言います。
それ以降の梅毒を"後期潜伏梅毒"と言います。
これは第1期及び第2期梅毒の時点で適切な治療を行わなかった場合、3分の2以上の患者が潜伏梅毒に移行します。
潜伏梅毒に移行した患者の25%前後が4年以内(多くは1年以内)に第2期梅毒の症状が再燃します。
そして潜伏梅毒になった患者のおよそ3分の1が晩期梅毒に移行してしまいます。
梅毒トレポネーマの感染力は時間経過と共に衰え、感染成立後4年以降は性行為による感染はないといわれています。
しかし後期潜伏梅毒の時期では、母胎から胎児に感染し先天梅毒を発症する可能性はあることからして注意が必要となります。
【潜伏梅毒は治療しないでよいのか】
潜伏梅毒の患者は梅毒治療を行わなくても、70%は晩期梅毒には移行しないことが知られていますが、自然治癒は疑問視されています。
残りの30%の患者は晩期梅毒に移行します。
※現代医療では多くの人が梅毒以外の感染症で抗生物質の投与を受ける機会が多く、梅毒トレポネーマに感染しているにもかかわらず気づかずに他の疾患で抗生物質の投与を受け、その結果として潜伏梅毒の段階で治癒している可能性があります※
※このことから先進国で晩期梅毒がまれであることが説明出来ます※