現実どのくらいの人が不織布マスクを着けているのでしょうか?
某TV局の街頭におけるにアンケート調査の結果、不織布マスクを着けている人は、半数近くと言う結果が得られています。
その考えられる理由のひとつとして2020年に発表されたスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションの結果が考えられています。
不織布のマスクは、せきをしても、飛沫がほとんど前には飛ばないのに比べて、布やポリエステル製のマスクの場合、細かい飛沫が前方に多く飛んでいることがよく分かります。
不織布マスクは、吐き出した飛沫の80%カット、吸い込んだ飛沫の70%カットされていて、布やポリエステル製より、飛沫を抑えられるという結果が得られています。
この結果が発表されて以後、さまざまな施設で不織布マスクの着用が呼びかけられているようです。
現実多くの施設において不織布マスクへの着け替えを利用客に依頼している事が見受けられています。
専門家は、布やポリエステル製のマスクも、効果が大幅に低くなるわけではないと指摘しており、不織布マスクに殊更拘必要はないと指摘しています。
事実日本感染症学会専門医は、"飛沫を広げない効果は、不織布と布マスクはほぼ同等"と発言しています。
若干ウレタン(ポリエステル)素材は劣るような印象があることからして、あまり会話がないといったような場面での着用は問題ないということです。
その時その時の状況下でマスクの素材を選択することは、間違いではありません。
特に不織布マスクにこだわる必要は無いということになります。