血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
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性行為感染症検査
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2012年7月15日日曜日
性行為感染症検査-14.梅毒血清反応定量法-
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梅毒血清反応には、カルジオリピンを抗原とするSTS検査としてのガラス板法とRPR検査(現在ガラス板法はほとんど実施されていません)と梅毒トレポネーマを抗原とするTP検査があることはよく知られていることです。 これらの検査は、単に陽性(+)または陰性(-)だけを判定するので...
2012年7月8日日曜日
性行為感染症検査-13.唾液によるHIV抗体簡易検査
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2012年7月3日、米食品医薬品局(FDA)は家庭で素早くHIV抗体検査(HIV-1/-2)が実施できる初の市販検査キットを承認しました。 FDAは1996年にも家庭で行えるHIVの検査キットを承認していますが、このキットは検体を検査機関に送付する必要があるものでした。 ...
2012年7月1日日曜日
性行為感染症検査-12.ケジラミ症の検査
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ケジラミ症は、ヒトシラミ科に属するシラミが寄生することにより発症します。 ケジラミの寄生している毛と接触すれば100%感染します。 ケジラミはアポクリン汗腺を好み、陰毛部でヒトの血を吸い生活しますが、24時間血を吸えないと死んでしまいますが、卵は約10日間栄養の補給が...
2012年6月25日月曜日
性行為感染症検査-11.咽頭淋菌検査TMA法-
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TMA法(Transcription Mediated Amplification )の特徴としては、 1.1回の検査で咽頭のクラミジアトラコマチス・淋菌の結果が同時に検査が可能。 2.他の遺伝子検査と比較して高い特異性(ニセの陽性反応が出にくい)を有して、咽頭検...
2012年6月17日日曜日
性行為感染症検査-10.咽頭淋菌検査SDA法-
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近年風俗店でのオーラルセックスにより、咽頭への淋菌感染が多く報告されています。 オーラルセックスで淋菌が喉に感染しても、ほとんど症状が出ることはなく、仮に症状が出てても一種の咽頭炎のような症状ですから、喉への淋菌感染を疑う人は殆どいないのが実情です。 その為に咽頭淋菌...
2012年6月11日月曜日
性行為感染症検査-9.クラミジア抗体検査-
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クラミジア感染症は、我が国においては性行為感染症の中で一番多く見られる感染症です。 クラミジア感染症の検査の中で血液で検査されるクラミジア抗体検査について解説してみます。 クラミジア抗体検査は、IgA、IgGの2つの抗体を検査します。 これら抗体の検査結果の解釈と...
1 件のコメント:
2012年6月3日日曜日
性行為感染症検査-8.鼠径リンパ肉芽腫-
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性行為感染症のひとつで、クラミジア・トラコマチスのL型によって引き起こされます。 性器や咽頭に感染するクラミジア感染症とは全く別の感染症です。 淋病、梅毒、軟性下疳以外のもうひとつの性病という意味で「第四性病」と呼ばれることもあります。 現在、鼠径リンパ肉芽腫は、...
2012年5月29日火曜日
性行為感染症検査-7.性器ヘルペス検査
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性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で発症する性行為感染症のひとつです。 従来は口唇周囲は1型単純ヘルペス、性器とその周囲は2型単純ヘルペスとされていましたが近年、オーラルセックスによって性器ヘルペスでも1型感染の割合が増加してきています。 昔のように...
2012年3月11日日曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査法その8.新生児梅毒の梅毒検査-
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梅毒に感染した母親から胎盤を経由して胎児に感染します。 先天性梅毒を防止するために産婦人科では、妊娠早期に母親の検査をしていますが、最近出産直後に産婦人科を訪れる母親が見られ、この場合梅毒検査をしていないことから、胎児に梅毒感染してしまう事例が見られます。 母親の治療...
2012年2月26日日曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査法その6.梅毒検査法による梅毒診断法-
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各種梅毒検査の結果から、その判定法を解説します。 一般的に梅毒検査法は、STSとTPHA及びFTA-absを組み合わせて検査しますが、今回はこれに早期に信頼出来る結果が得られるIgM-FTA-absを組み合わせて判定方法を以下に示します。 【梅毒血清検査法による梅...
2012年2月19日日曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査その5.IgM-FTA-abs検査-
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FTA-abs検査は、IgG型のTP抗体を検出する検査法ですが、IgM-FTA-abs検査はIgM型のTP抗体を検出するための検査法です。 梅毒に感染した初期には、IgM抗体が先に出来て、その後IgG抗体が出来ます。 このIgM抗体は、梅毒に感染後1週間程度で身体中に...
2012年2月12日日曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査その4.FTA-abs検査-
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FTA-abs検査(梅毒トレポネーマ蛍光抗体吸収検査:Fluorescent Treponemal Antibody-absorption Test)は、スライドグラスに梅毒病原体であるトレポネーマ・パリーダムの菌体成分を吸着させ、TP抗体を間接蛍光抗体法で検出する検査法です...
2012年2月7日火曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査その3.イムノクロマト法TPHA検査-
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代表的な迅速検査法のエスプラインTPについて解説します。 【測定原理】 酵素免疫測定法を測定原理としたイムノクロマト法による血清または血漿中のTP抗体検出用試薬です。 この検査法は、TPの主要抗原と考えられているTpN47とTp15-17の2種類のリコンビナント抗...
2012年2月1日水曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査その2.TPHA検査-
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TPHA(Treponema Pallidum Hemagglutination Test)は、梅毒病原体である梅毒トレポネーマ・ハリーダム(以下TPと略します)の菌体成分を抗原として使用する検査方法です。 梅毒の病原体であるTPの菌体成分を吸着させたゼラチン粒子が、TP...
2012年1月25日水曜日
性行為感染症検査-6.梅毒血清検査その1.STS検査-
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梅毒トレポネーマが、感染して生体の組織を破壊したときに血液中に出てくる脂質カルジオリピンに対する抗体を検出する検査法を総称してSTS(Serologic Test for Syphilis)と呼びます。 ガラス板法、RPRカード法があり、血液中に抗体がなければ陰性となりま...
2012年1月19日木曜日
性行為感染症検査-5.咽頭淋菌検査-
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淋菌が咽頭に感染することがありますが、性器に感染したときに比べて症状がほとんどでないことから、感染に気づく人は非常に少ないのが現実です。 仮に感染があっても喉の違和感、軽い咳など咽頭炎の症状しか出ませんので、耳鼻咽喉科を受診しても淋菌に感染す可能性のある行為をしたと医師に...
2012年1月15日日曜日
性行為感染症検査-4.性器感染の淋菌検査-
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淋病は淋菌によって引き起こされる性行為感染症のひとつです。 淋病の症状 男 性 尿道内に感染して増殖し、尿道炎症状を引き起こします。 典型的な症状としては、感染後2~7日後に、灼熱感を伴う排尿痛があり、尿道口より膿が出ます。 しかし、排尿痛のみや尿道から少...
2012年1月11日水曜日
性行為感染症検査-3.咽頭クラミジア検査-
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咽頭クラミジアは、クラミジア・トラコマチスが喉に感染して起こる性行為感染症のひとつです。 感染経路は、キスやオーラルセックスで感染します、また性器に感染したクラミジアが喉へ感染することもあります。 咽頭クラミジアの症状は、殆ど無くあっても風邪の症状に似た症状あるいは軽...
2012年1月8日日曜日
性行為感染症検査-2.性器クラミジア検査-
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性器クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチスによって引き起こされる性行為感染症のひとつです。 男性の性器クラミジア感染症は、尿道に軽い炎症を引き起こし、排尿時に尿道が僅かに痛んだり、尿道から濃い分泌物が少し出ることから異常にに気づきますが、症状が軽い場合は、感染に気づ...
2012年1月5日木曜日
性行為感染症検査-1.HPV検査-
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HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性が生涯で50-80%が感染すると言われており、仮に感染しても、ほとんどが自覚症状もなく、生体の免疫力でHPVが体外へ排除されてしまうと言われており、ほんの一部の人がHPVを体内から排除できず、HPV感染が持続することで病気になります。 ...
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