血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
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2013年6月3日月曜日
尿検査-No.11 尿検査の正しい受け方-
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尿検査の正しい受け方について解説しておきます。 1.病院が準備した採尿用紙コップを使用して、必ず名前を確認して下さい。 2.陰部を清潔にしてから採尿します、おりものや雑菌が混入すると間違った結果が出てしまいます。 特に女性の場合は気をつける必要があります。 ...
2013年5月27日月曜日
尿検査-No.10 尿沈渣-
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採尿した尿を5分間低速で遠心分離しますと、尿の液状成分と固形成分とが分離します。 下に沈んだ固形成分を顕微鏡で観察し、赤血球、白血球、尿酸結晶、細胞、細菌などが顕微鏡の一視野の中に幾らあるかを調べる検査が尿沈渣です。 【尿沈渣の目的】 尿沈渣の数の増加や有無を調べて...
2013年5月20日月曜日
尿検査-No.9亜硝酸塩検査-
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亜硝酸塩検査とは、尿中に亜硝酸塩が存在するかを調べる検査です。 日常生活において私たちは、主に野菜から硝酸塩と呼ばれる物質を摂取しています。 口から取り込まれた硝酸塩は、主に消化管の上部から体内に吸収され、一部は唾液中に分泌されますが、大部分が腎臓から尿中へ排泄されま...
2013年5月13日月曜日
尿検査-No.8尿潜血反応-
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尿潜血反応とは、尿の中に血液が混じっているか否かを調べる検査です。 健康人でも、1日におよそ20000個の赤血球が尿中に排泄されていますが、腎臓や膀胱、尿道などに異常があると尿中の赤血球の量が増加します。 尿中に多くの血液が混ざれば肉眼でひと目で分かります(血尿)が、...
2013年5月6日月曜日
尿検査-No.7 ウロビリノーゲン-
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尿中のスクリーニング検査は、テステープ(試験紙法)による定性法で実施されます。 尿に専用のテステープを浸し、色の変化で判定します。 尿中ウロビリノーゲンは、肝臓や胆のうの機能の異常を診断する尿検査の一種です。 ウロビリノーゲンは、古くなった赤血球が肝臓で分解されて...
2013年4月29日月曜日
尿検査-No.6尿糖検査-
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尿糖とは、血液中の糖(ブドウ糖)が尿中に漏れ出てきたものです。 健康な人の場合、尿中にブドウ糖が漏れ出すのはほんのわずかです。 腎臓は、血液中のブドウ糖がかなり高値になっても、尿中に漏出させない仕組みになっています。 血糖値が160~180mg/dlを超えないと、...
2013年4月22日月曜日
尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白③その他の原因蛋白-
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異常がなくても一次的に尿中に蛋白が排泄されることは、前回と前々回に紹介した以外にもに多くありますから紹介しておきます。 ①食餌性蛋白尿 大量の蛋白質を摂取した時に一時的に尿中に蛋白が排泄されます。 ②運動性蛋白尿 激しい運動後に一時的に尿中に蛋白が排...
2013年4月15日月曜日
尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白②熱性蛋白尿-
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発熱時に一時的に尿中に蛋白が排泄されますが、熱が下がると尿中への排泄が無くなり、尿中の尿蛋白は陰性となります。 発熱による蛋白尿ですから、熱が下がると蛋白尿も消える一過性のものですから心配はありません。 解熱後に再度尿検査を行い尿蛋白が陰性であれば、熱性蛋白尿と判断さ...
2013年4月8日月曜日
尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白①起立性蛋白尿-
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腎臓やその他の器官が悪くなくても尿中に蛋白が排泄されることがあります。 これを、『生理蛋白』、『正常蛋白』、『良性蛋白』と呼びます。 今回は、『生理蛋白』のひとつの『起立性蛋白尿(別名 体位性蛋白尿)』について解説致します。 起立性蛋白尿とは、寝ていたり、横にな...
2013年4月1日月曜日
尿検査-No.5尿蛋白検査.その1.異常蛋白-
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尿中に蛋白が存在するかを調べる検査です。 健常な人でも蛋白が尿に排泄されていることがありますが、テステープでの定性法で検査する場合では、陰性になるくらいの微量(150mg以下/日)です。 一般的には、アルブミンのような大きい蛋白は、腎臓の糸球体と呼ばれる濾過器を通過で...
2013年3月25日月曜日
尿検査-No.4尿のpH-
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尿のpH検査では、尿の酸性・アルカリ性を調べます。 中性がpH7、それより数値が小さと酸性、大きいとアルカリ性をあらわします。 健康なヒトの尿は、弱酸性であり、中性に向かうよう体の調節機能が自然に働いています。 しかし偏食気味の人や、身体の一部に不調が起こり、調節...
2013年3月18日月曜日
尿検査-No.3 尿の比重-
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尿比重とは、尿の中の水分と水分以外の物質の割合を算出したものです。 尿には水分以外に、体内活動の結果として含まれる老廃物(尿素や窒素、ナトリウム、クロールなど)が含まれています。 その結果、尿の比重は水よりもやや高く、健康時には1.010~1.030の範囲で変動してい...
2013年3月11日月曜日
尿検査-No.2 尿の色について-その5.黄褐色~褐色-
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尿が褐色になるのは、肝臓の代謝でできる色素が尿の中に出てきているためで、肝臓機能の異常が考えられます。 急性肝炎や胆道系の病気などの可能性も考えられます、更に肝臓に炎症がある場合は発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状も現れます。 ※健康な人でも多量に発汗したときも黄褐色に...
2013年3月4日月曜日
尿検査-No.2 尿の色について-その4.白く濁る-
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健康な人の尿の色は透明ですが、尿が白く濁っていたら、尿路に炎症などが起きている可能性があります。 また、食べ物や飲み物、または体調よって白く濁ることがあります。 殆どの場合は心配ありませんが、場合によっては尿中の塩類が結晶化して白く見えることもあり、この場合は尿路結石...
2013年2月26日火曜日
尿検査-No.2 尿の色について-その3.オレンジ色や黄緑色-
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ビタミン剤を服用すると尿がオレンジ色や黄緑色になります。 特にビタミンB2の場合は、尿の色が蛍光の黄緑色になることがあります。 この場合は、ビタミン剤が原因ですから何の心配もありません。 ビタミン剤の服用が原因の時は、ビタミン剤の服用を中止すれば、もとの黄色~琥珀...
2013年2月19日火曜日
尿検査-No.2 尿の色について-その2.色が薄くほとんど無色透明-
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尿の色はもともと健康(正常)なときは黄色~琥珀のような淡黄色で透明です。 尿の色が薄く、ほとんど無色透明な場合は、糖尿病の人に多く見られます。 糖尿病の人は、尿として多量の水分が排泄されることから、喉が渇くことが多くそのために多量の水を飲むようになってしまいます。 ...
2013年2月12日火曜日
尿検査-No.2 尿の色について-その1.赤色~赤褐色-
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尿の色が赤色~赤褐色になっているのは、もっとも注意が必要です。 尿が赤く見えるのは、尿に赤血球が混じっているのからです。 これを血尿と呼びます。 血尿が出ることは、腎臓・尿管・膀胱・尿道の尿路の何処かに病変がある可能性があります。 病変の箇所から出血して尿に血...
2013年2月3日日曜日
尿検査-No.2 尿の色について-
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尿の色の変化によって、身体の健康状態を知ることができます。 健康な人の尿の色は、黄色~琥珀のような淡黄色で透明です。 尿の色が淡黄色なのは、胆汁に含まれるビリルビンという尿中色素のためです。 尿の色は健康な人でも時間的に変化します。 水分を多く摂った時は無色透...
2013年1月27日日曜日
尿検査-No.1 尿検査とは-
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尿検査は、排泄された尿で検査を行います。 一般的には「検尿」と呼ばれ、体調が悪く受診した時の検査や健康診断の際にも実施されます。 尿は、血液中の人体に有害な物や新陳代謝の老廃物などを体外へ捨てるために腎臓で濾過されて作り出されます。 普段、何気なく排泄している尿は...
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