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2025年7月6日日曜日

感染症速報-14.2025年夏も要注意!去年の流行から学ぶ「感染症」対策-その2-

 😷RSウイルス感染症

赤ちゃんや乳幼児がかかりやすく、重症化することもある呼吸器のウイルス感染症です。

対象: 生後6カ月〜1歳ごろの赤ちゃんが特に要注意!

症状: 咳、鼻水、ゼーゼー音、呼吸困難

2024年のピーク: 7月8日〜14日の週(1医療機関あたり1.84人)

💡対策ポイント: 咳があるときはマスク着用と環境の消毒をしっかり。


🦠ヘルパンギーナ

突然の高熱とのどの奥に水ぶくれができる夏風邪です。特に小さな子どもに多いです。

原因ウイルス: コクサッキーウイルスA群

症状: 38〜40度の高熱、のどの痛み、食べづらさ

2024年のピーク: 7月8日〜14日の週(1医療機関あたり2.42人)

💡注意点: 熱が下がってもウイルスは残っているので、便の処理や手洗いを忘れずに!


🚨梅毒(ばいどく)

少し異なるタイプの感染症ですが、2024年は夏に大きな流行が見られた性感染症です。

原因: 梅毒トレポネーマという細菌

感染経路: 性的接触(性器、口、肛門など)

再感染のリスクあり!

2024年のピーク: 9月30日~10月6日の週に232人が報告

💡ポイント: 梅毒は季節関係なく感染する可能性があり、パートナーとの健康管理と検査が大切です。


🧼感染予防の基本は「毎日の習慣」から!

2024年は、RSウイルス・手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱などが重なって流行し、子どもたちの間で広がりました。

それぞれ異なるウイルスですが、共通する予防策は以下の通り👇

🌟感染症を防ぐための5つのポイント

手洗いをこまめに&丁寧に(指先・爪・手首まで)

タオルや食器の共用を避ける

咳やくしゃみがあるときはマスクを着用

トイレ後・おむつ替えの後はしっかり消毒

体調が悪いときは無理せず休む&早めに受診


🏡家族全体で守る、夏の健康!

今年の夏も、去年と同じような感染症が流行する可能性は十分にあります。

でも、基本の感染対策をしっかり行えば、防げることもたくさん!

特に小さな子どもや高齢者のいる家庭では、日々の小さな習慣が、家族全体の健康を守る鍵になります。

ぜひ、今年の夏も元気に、楽しく、安全に過ごしましょう🍉✨


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