血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
2023年5月28日日曜日
梅毒アラカルト-2.梅毒トレポネーマはコンドームで予防できるのか??-
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2023年5月14日までの患者数は、5164人に上る。昨年の同期の3630人を軽く上回りました。 未だ大流行は収まる気配はありません。 感染対策を怠らず感染にはくれぐれも気をつけてください。 【梅毒トレポネーマはコンドームで本当に感染予防できるのか?】 厚生労働省はリーフレット...
2023年5月21日日曜日
梅毒アラカルト-1.梅毒の由来-
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現在世界的に梅毒が流行していて、特に我が国においてはここ数年来大流行していて、未だに収まる気配はありません。 そこで今回から数回に分けて梅毒について、分かりやすく尚且つ興味ある話をさせていただきますのでお付き合い下さい。 梅毒はクリストファー・コロンブス(1451~1506)が...
2023年5月14日日曜日
サル痘についての再認識-6.サル痘の現状と今後-
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2023年5月11日世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、「サル痘(エムポックス)」について、感染者の減少が続いているとして、2022年に宣言した「緊急事態」の終了を発表しました。 テドロス事務局長は記者会見で"エムポックスは引き続き公衆衛生上の大きな課題で、忍...
2023年5月7日日曜日
サル痘についての再認識-5.サル痘の感染予防対策-
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サル痘とは、病原菌である痘瘡ウイルスによって引き起こされる感染症です。 ここでは、サル痘の感染対策について詳しく解説します。 1. ワクチン接種 サル痘の感染を防ぐためには、ワクチン接種が最も効果的な対策です。 現在、サル痘のワクチンは、病原体を弱体化させたものや蛋白質の一部を人...
2023年4月30日日曜日
サル痘についての再認識-4.流行国と非流行国でのサル痘患者の実態-
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従来から流行している地域と今回新たに流行が始まった非流行国でのサル痘患者の症状と感染経路は異なっています。 1.非流行国のサル痘患者は、発熱や悪寒の前駆症状がなく突然皮疹が現れ、皮疹が現れたあとから発熱・悪寒・リンパ腺の腫れなどが現れる場合と、皮疹が1~数カ所に出るのみで他の症...
2023年4月23日日曜日
サル痘についての再認識-3.サル痘は性感染症に分類されるのか-
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世界16カ国528例の報告では、症例のうち98%が男性とセックスをする男性(MSM)であり、年齢の中央値は38歳でした。 この528例のうち95%が性交渉に関連した接触による感染が原因と考えられており、これらの感染者は性交渉のパートナーが多いという特徴があります。 サル痘は性感...
2023年4月16日日曜日
サル痘についての再認識-2.サル痘ウイルスの種類-
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サル痘ウイルスは、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属のウイルスで、遺伝子的に異なる2種類が存在していてましたが最近では更にもう1種類存在していることが判明し3種類に分類することが提唱されています。 【1.コンゴ盆地型】 ザイールで流行しているもので、致死率は最大で15%前...
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