血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2019年1月20日日曜日

HIV検査を受ける際の注意点-2.迅速抗体検査-

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【迅速抗体検査とは】 ダイナスクリーン・HIV-1/2は、イムノクロマト法により、検体( 血漿、血清又は全血) 中の抗HIV-1抗体及び抗HIV-2抗体を検出する試薬です。 【迅速抗体検査の種類】 ダイナスクリーンは、アリーア メディカル株式会社から販売されています...
2019年1月8日火曜日

HIV検査を受ける際の注意点-1.第3世代HIV抗体検査-

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HIV検査を受ける際の注意点について数回に渡って解説いたします。 初回は第3世代HIV抗体検査についてです。 【第3世代HIV抗体検査とは】 現在利用されているHIV抗体検査は、第三世代の抗体検査で、第一及び第二抗体検査は現時点では日本では使用されていません。 ...
2019年1月1日火曜日

新年のご挨拶

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恭賀新年 昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。 本年も皆様方のお役に立てるよう頑張っていきますので、なにとぞよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。
2018年12月27日木曜日

免疫グロブリン検査-4.IgM抗体-

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IgM抗体は5量体構造を持ち、補体結合性や凝集活性が強いが、IgG抗体と異なり胎盤透過性は無い。 IgM抗体は、IgG抗体が作られる時期になると産生量が低下し、半減期も5日と短いため感染症感染後に一過性に増加し直ぐに減少してしまいます。 その産生量は、IgG抗体に比較す...
2018年12月19日水曜日

免疫グロブリン検査-3.IgA抗体-

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IgA抗体は、形質細胞より産生され成人においては血中に存在する免疫グロブリンの約10%を占めています。 IgA抗体のほとんどは単量体ですが、二量体の分泌型IgAとしても存在し、唾液、涙液、鼻汁、気道・消化管分泌液、乳汁などの分泌液中に高濃度で存在し、局所免疫の中心として、感...
2018年12月10日月曜日

免疫グロブリン検査-2.IgG抗体-

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IgGは、血液中に最も多く存在し、量的には免疫グロブリン全体の約80%を占め、液性免疫の主役です。 IgGは免疫抗体で、細菌やウイルスの感染性を失わせる中和抗体で、細菌やウイルスを補足するのを助ける働きや補体活性因子の役割をします。 膠原病・慢性感染症・悪性腫瘍・多発性...
2018年12月1日土曜日

免疫グロブリン検査-1.免疫グロブリンの種類-

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免疫の中で大きな役割を担っているのが免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)で、血液中や組織液中に存在しています。 免疫グロブリンとは、血液や体液中に存在し抗体としての機能と構造を持つ蛋白質の総称で、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5クラスに分類され...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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