血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
2016年1月26日火曜日
脂質検査-4.LDLコレステロール-
›
LDLコレステロールは、肝臓でつくられたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをしている低比重リポたんぱくですが、このLDLコレステロールが血液中に増えすぎると、血液内に使われなかった余分のコレステロールが残り血管に染み込んでしまいます。 これが動脈硬化を引き起こす原因となります...
2016年1月17日日曜日
脂質検査-3.HDLコレステロール
›
血液中のコレステロールは、たんぱく質と複合体を形成してリポタンパクとして存在しています。 リポタンパクは、比重の重さによって高比重リポタンパク(HDL:high density lipoprotein)、低比重リポタンパク(LDL:low density lipoprote...
2016年1月1日金曜日
謹賀新年 2016年
›
明けましておめでとうございます。 本年も皆様のお役に立てるように、臨床検査についての種々の情報等を発信していきますので、よろしくお願い致します。
2015年12月31日木曜日
脂質検査-2.総コレステロール-
›
総コレステロール(Total-cholesterol:T-CHO)の「総」とは、体に良いHDLコレステロールと体に悪いLDLコレステロールを合算値を意味しています。 コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と善玉(HDLコレステロール)があり、コレステロールは人間の...
2015年12月23日水曜日
脂質検査-1.中性脂肪-
›
中性脂肪とは、人間の体を動かすエネルギー源となる物質で、別名トリグリセライド(TG:triglyceride)と呼ばれています。 体の中に存在する脂肪を総称して「体脂肪」と呼びますがが、体脂肪のほとんどは中性脂肪です。 中性脂肪は活動のエネルギー源として脂肪細胞の中に蓄...
2015年12月7日月曜日
肝機能検査-9.血清総蛋白(TP:total protein)
›
血清総蛋白とは、血清中に含まれる蛋白の総称です。 現在、100種以上の蛋白の存在が知られています。 血清中には、およそ7~8%の蛋白が含まれています。 血清総蛋白は、アルブミンが60%とグロブリンが20%が主な成分です。 働きとしては、血液中のさまざまな物質を運...
2015年11月26日木曜日
肝機能検査-8.ロイシンアミノペプチダーゼ-(LAP:leucine aminopeptidase)
›
ロイシンなどのタンパク質を分解するはたらきを持つ酵素の一種で、肝臓や腎臓、膵臓、腸管、子宮、睾丸、脳などの細胞に含まれています。 肝臓障害などで胆道がつまって胆汁がうまく流れなくなる(胆汁のうっ滞)と、胆汁が逆流してロイシンアミノペプチダーゼが血液中に流れこむことによって血...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示