2014年9月29日月曜日

デング熱－４．デング熱の臨床検査－

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2014年９月27日時点での日本国内でのデング熱患者は、150人となりました。 今回は、デング熱の臨床検査について解説いたします。 【検査の種類】 発症初期の1～5日目は非構造蛋白抗原（NS1）を検出するために遺伝子検査を実施する。 特にNS1抗原は簡易キットを...
2014年9月20日土曜日

デング熱－３．デング熱と鑑別が難しいチクングニア熱とは－

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2014年９月19日時点での日本国内でのデング熱患者は、17都道府県で141人となりました。 現時点で重症の人がいないのが幸いです。 今回は、デング熱と非常によく似たチクングニア熱について解説しておきます。 【チクングニア熱とは】 チクングニア熱（Chikung...
2014年9月13日土曜日

デング熱－２．デング熱の臨床症状と血液検査の詳細について－

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デング熱の発症者は9月12日現在、17都道府県で115人となり以前終息する様子はありません。 【臨床症状】 蚊に刺された3～7日後に、発熱(38～40℃)、頭痛（目の裏が痛い）、関節痛、下痢などの症状が5～7日感続き、熱が下がる頃に全面が赤くなり、中に白い斑点がポツポツ...
2014年9月5日金曜日

デング熱－１．デング熱とは－

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【デング熱の現状】 デング熱は、熱帯や亜熱帯の全域で流行しており、東南アジア、南アジア、中南米で患者が多く発生しており、年間5000万～1億人が発症しているという疫学統計があります。 日本に最も近い流行地は台湾です。 日本国内では海外で感染し、帰国後に発症する例は年...
2014年8月29日金曜日

喀痰検査－１．喀痰とは－

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【喀痰とは】 「痰を吐くこと」、あるいは単に「痰」を指す言葉です。 【痰は何処で造られるのか】 痰は呼吸器系の粘膜からしみ出る粘液の分泌物でねばねばした流体で、呼吸器系で作られた粘液に限り咳によって出される粘液で色は透明色～黄色をしています。 【痰の主成分は】 ...
2014年8月23日土曜日

HTLV-Ⅰ検査－３．セロディア　HTLV-Ⅰ－

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【セロディア　HTLV-Ⅰとは】 ゼラチン粒子凝集反応検査で血清又は血漿中の抗HTLV-Ⅰ抗体を検出する試薬で、ウイルス(HTLV-Ⅰ)そのものを検出する試薬ではありません。 【測定原理】 ゼラチンを粒型化した人工担体に不活化処理したヒトＴ細胞白血病ウイルス（HTL...
2014年8月16日土曜日

HTLV-Ⅰ検査－２．HTLV-I－

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【HTLV-Ⅰとは】 HTLV-Ⅰ(human T-cell leukemia virus type I)は、ALTを引き起こすウイルスです。 【HTLV-Ⅰの感染経路は】 主な感染経路は、HTLV-Ⅰ感染者の母親から子供への母乳を介した母子感染です。 性行為に...