血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2013年7月29日月曜日

糖尿病検査-グリコアルブミン検査-

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【グリコアルブミンとは】 血清中のタンパクの一種のアルブミンとブドウ糖が結合したものをグリコアルブミンといいます グリコアルブミンの半減期がHbA1cの半減期の約半分であることから、血糖のコントロール状態をより早く敏感にとらえることが出来ます。 即ちグリコアルブミン...
2013年7月22日月曜日

糖尿病検査-1,5-AG(1.5アンヒドログルシトール)検査-

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【1,5-AG(1.5アンヒドログルシトール)とは】 1,5-AG(1.5アンヒドログルシトール)とは、血液中にブドウ糖に次いで多く含まれる糖で、多くの食物中に含まれていますが、栄養素としての役割はなく、尿糖と一緒に排泄されます。 血液中の1,5-AGは、尿糖が出るほど...
2013年7月15日月曜日

糖尿病検査-ヘモグロビンA1c検査-

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【ヘモグロビンA1cとは】 ヘモグロビン(Hb)とは、赤血球に含まれているタンパク質の一種で、酸素と結合して酸素を全身に送る役目を果たしています。 更にヘモグロビン(Hb)は、血液中のブドウ糖と結合するという性質をも有しています。 ブドウ糖と結合した物の一部分が、ヘモ...
2013年7月8日月曜日

抗トリコスポロン・アサヒ抗体検査

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抗トリコスポロン・アサヒ抗体検査は、夏型過敏性肺炎の代表的起因菌である "トリコスポロン・クタネウム"に特異的な抗体価測定により他疾患との鑑別に用いられます。 感度・特異度も高く、夏型過敏性肺炎の鑑別有用な検査です。 それでは、夏型過敏性肺炎とは、ど...
2013年7月1日月曜日

臨床検査における感度と特異度について-3.感度と特異度の相関関係について-

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検査とは、"感度の高い検査でスクリーニングを行い、"特異度の高い検査で診断を確定する"ことにつきます。 理想としては、感度、特異度の両者が共に100%が望ましい訳ですが,現実的にはそのよう検査は存在しません。 感度を上げれば特異度は低下し、...
2013年6月24日月曜日

臨床検査における感度と特異度について-2.特異度について-

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臨床検査における特異度とは、"本来陰性であるべきのものを正しく陰性と判定する確率"として定義されます。 いわゆる特異度が高いということは、"本来陰性であるべきものを正しく陰性と判定する可能性が高い"、あるいは"本来陰性である...
2013年6月17日月曜日

臨床検査における感度と特異度について-1.感度について-

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臨床検査でよく使用される「感度」と「特異度」について解説します。 臨床検査における感度とは、"陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率"として定義されています。 いわゆる感度が高いという事は、"陽性と判定されるべきものを正しく陽性...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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