血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2013年6月24日月曜日

臨床検査における感度と特異度について-2.特異度について-

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臨床検査における特異度とは、"本来陰性であるべきのものを正しく陰性と判定する確率"として定義されます。 いわゆる特異度が高いということは、"本来陰性であるべきものを正しく陰性と判定する可能性が高い"、あるいは"本来陰性である...
2013年6月17日月曜日

臨床検査における感度と特異度について-1.感度について-

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臨床検査でよく使用される「感度」と「特異度」について解説します。 臨床検査における感度とは、"陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率"として定義されています。 いわゆる感度が高いという事は、"陽性と判定されるべきものを正しく陽性...
2013年6月10日月曜日

インフルエンザ迅速検査について

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インフルエンザは、日本おいては毎年11月~4月に流行が見られますが、夏場でも流行していることが近年明らかになってきています。 これは、インフルエンザ迅速検査の普及によって明らかになりました。 特に 沖縄県ではここ近年、夏のインフルエンザ流行がほぼ毎年続いています。 ...
2013年6月3日月曜日

尿検査-No.11 尿検査の正しい受け方-

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尿検査の正しい受け方について解説しておきます。 1.病院が準備した採尿用紙コップを使用して、必ず名前を確認して下さい。 2.陰部を清潔にしてから採尿します、おりものや雑菌が混入すると間違った結果が出てしまいます。 特に女性の場合は気をつける必要があります。 ...
2013年5月27日月曜日

尿検査-No.10 尿沈渣-

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採尿した尿を5分間低速で遠心分離しますと、尿の液状成分と固形成分とが分離します。 下に沈んだ固形成分を顕微鏡で観察し、赤血球、白血球、尿酸結晶、細胞、細菌などが顕微鏡の一視野の中に幾らあるかを調べる検査が尿沈渣です。 【尿沈渣の目的】 尿沈渣の数の増加や有無を調べて...
2013年5月20日月曜日

尿検査-No.9亜硝酸塩検査-

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亜硝酸塩検査とは、尿中に亜硝酸塩が存在するかを調べる検査です。 日常生活において私たちは、主に野菜から硝酸塩と呼ばれる物質を摂取しています。 口から取り込まれた硝酸塩は、主に消化管の上部から体内に吸収され、一部は唾液中に分泌されますが、大部分が腎臓から尿中へ排泄されま...
2013年5月13日月曜日

尿検査-No.8尿潜血反応-

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尿潜血反応とは、尿の中に血液が混じっているか否かを調べる検査です。 健康人でも、1日におよそ20000個の赤血球が尿中に排泄されていますが、腎臓や膀胱、尿道などに異常があると尿中の赤血球の量が増加します。 尿中に多くの血液が混ざれば肉眼でひと目で分かります(血尿)が、...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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