血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
2013年5月27日月曜日
尿検査-No.10 尿沈渣-
›
採尿した尿を5分間低速で遠心分離しますと、尿の液状成分と固形成分とが分離します。 下に沈んだ固形成分を顕微鏡で観察し、赤血球、白血球、尿酸結晶、細胞、細菌などが顕微鏡の一視野の中に幾らあるかを調べる検査が尿沈渣です。 【尿沈渣の目的】 尿沈渣の数の増加や有無を調べて...
2013年5月20日月曜日
尿検査-No.9亜硝酸塩検査-
›
亜硝酸塩検査とは、尿中に亜硝酸塩が存在するかを調べる検査です。 日常生活において私たちは、主に野菜から硝酸塩と呼ばれる物質を摂取しています。 口から取り込まれた硝酸塩は、主に消化管の上部から体内に吸収され、一部は唾液中に分泌されますが、大部分が腎臓から尿中へ排泄されま...
2013年5月13日月曜日
尿検査-No.8尿潜血反応-
›
尿潜血反応とは、尿の中に血液が混じっているか否かを調べる検査です。 健康人でも、1日におよそ20000個の赤血球が尿中に排泄されていますが、腎臓や膀胱、尿道などに異常があると尿中の赤血球の量が増加します。 尿中に多くの血液が混ざれば肉眼でひと目で分かります(血尿)が、...
2013年5月6日月曜日
尿検査-No.7 ウロビリノーゲン-
›
尿中のスクリーニング検査は、テステープ(試験紙法)による定性法で実施されます。 尿に専用のテステープを浸し、色の変化で判定します。 尿中ウロビリノーゲンは、肝臓や胆のうの機能の異常を診断する尿検査の一種です。 ウロビリノーゲンは、古くなった赤血球が肝臓で分解されて...
2013年4月29日月曜日
尿検査-No.6尿糖検査-
›
尿糖とは、血液中の糖(ブドウ糖)が尿中に漏れ出てきたものです。 健康な人の場合、尿中にブドウ糖が漏れ出すのはほんのわずかです。 腎臓は、血液中のブドウ糖がかなり高値になっても、尿中に漏出させない仕組みになっています。 血糖値が160~180mg/dlを超えないと、...
2013年4月22日月曜日
尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白③その他の原因蛋白-
›
異常がなくても一次的に尿中に蛋白が排泄されることは、前回と前々回に紹介した以外にもに多くありますから紹介しておきます。 ①食餌性蛋白尿 大量の蛋白質を摂取した時に一時的に尿中に蛋白が排泄されます。 ②運動性蛋白尿 激しい運動後に一時的に尿中に蛋白が排...
2013年4月15日月曜日
血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋: 尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白②熱性蛋白尿-
›
血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋: 尿検査-No.5尿蛋白検査.その2.正常蛋白②熱性蛋白尿- : 発熱時に一時的に尿中に蛋白が排泄されますが、熱が下がると尿中への排泄が無くなり、尿中の尿蛋白は陰性となります。 発熱による蛋白尿ですから、熱が下がると蛋白尿も消え...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示