血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2013年3月25日月曜日

尿検査-No.4尿のpH-

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尿のpH検査では、尿の酸性・アルカリ性を調べます。 中性がpH7、それより数値が小さと酸性、大きいとアルカリ性をあらわします。 健康なヒトの尿は、弱酸性であり、中性に向かうよう体の調節機能が自然に働いています。 しかし偏食気味の人や、身体の一部に不調が起こり、調節...
2013年3月18日月曜日

尿検査-No.3 尿の比重-

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尿比重とは、尿の中の水分と水分以外の物質の割合を算出したものです。 尿には水分以外に、体内活動の結果として含まれる老廃物(尿素や窒素、ナトリウム、クロールなど)が含まれています。 その結果、尿の比重は水よりもやや高く、健康時には1.010~1.030の範囲で変動してい...
2013年3月11日月曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その5.黄褐色~褐色-

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尿が褐色になるのは、肝臓の代謝でできる色素が尿の中に出てきているためで、肝臓機能の異常が考えられます。 急性肝炎や胆道系の病気などの可能性も考えられます、更に肝臓に炎症がある場合は発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状も現れます。 ※健康な人でも多量に発汗したときも黄褐色に...
2013年3月4日月曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その4.白く濁る-

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健康な人の尿の色は透明ですが、尿が白く濁っていたら、尿路に炎症などが起きている可能性があります。 また、食べ物や飲み物、または体調よって白く濁ることがあります。 殆どの場合は心配ありませんが、場合によっては尿中の塩類が結晶化して白く見えることもあり、この場合は尿路結石...
2013年2月26日火曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その3.オレンジ色や黄緑色-

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ビタミン剤を服用すると尿がオレンジ色や黄緑色になります。 特にビタミンB2の場合は、尿の色が蛍光の黄緑色になることがあります。 この場合は、ビタミン剤が原因ですから何の心配もありません。 ビタミン剤の服用が原因の時は、ビタミン剤の服用を中止すれば、もとの黄色~琥珀...
2013年2月19日火曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その2.色が薄くほとんど無色透明-

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尿の色はもともと健康(正常)なときは黄色~琥珀のような淡黄色で透明です。 尿の色が薄く、ほとんど無色透明な場合は、糖尿病の人に多く見られます。 糖尿病の人は、尿として多量の水分が排泄されることから、喉が渇くことが多くそのために多量の水を飲むようになってしまいます。 ...
2013年2月12日火曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その1.赤色~赤褐色-

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尿の色が赤色~赤褐色になっているのは、もっとも注意が必要です。 尿が赤く見えるのは、尿に赤血球が混じっているのからです。 これを血尿と呼びます。 血尿が出ることは、腎臓・尿管・膀胱・尿道の尿路の何処かに病変がある可能性があります。 病変の箇所から出血して尿に血...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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