血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2012年6月25日月曜日

性行為感染症検査-11.咽頭淋菌検査TMA法-

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TMA法(Transcription Mediated Amplification )の特徴としては、 1.1回の検査で咽頭のクラミジアトラコマチス・淋菌の結果が同時に検査が可能。 2.他の遺伝子検査と比較して高い特異性(ニセの陽性反応が出にくい)を有して、咽頭検...
2012年6月17日日曜日

性行為感染症検査-10.咽頭淋菌検査SDA法-

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近年風俗店でのオーラルセックスにより、咽頭への淋菌感染が多く報告されています。 オーラルセックスで淋菌が喉に感染しても、ほとんど症状が出ることはなく、仮に症状が出てても一種の咽頭炎のような症状ですから、喉への淋菌感染を疑う人は殆どいないのが実情です。 その為に咽頭淋菌...
2012年6月11日月曜日

性行為感染症検査-9.クラミジア抗体検査-

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クラミジア感染症は、我が国においては性行為感染症の中で一番多く見られる感染症です。 クラミジア感染症の検査の中で血液で検査されるクラミジア抗体検査について解説してみます。 クラミジア抗体検査は、IgA、IgGの2つの抗体を検査します。 これら抗体の検査結果の解釈と...
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2012年6月3日日曜日

性行為感染症検査-8.鼠径リンパ肉芽腫-

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性行為感染症のひとつで、クラミジア・トラコマチスのL型によって引き起こされます。 性器や咽頭に感染するクラミジア感染症とは全く別の感染症です。 淋病、梅毒、軟性下疳以外のもうひとつの性病という意味で「第四性病」と呼ばれることもあります。 現在、鼠径リンパ肉芽腫は、...
2012年5月29日火曜日

性行為感染症検査-7.性器ヘルペス検査

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性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で発症する性行為感染症のひとつです。 従来は口唇周囲は1型単純ヘルペス、性器とその周囲は2型単純ヘルペスとされていましたが近年、オーラルセックスによって性器ヘルペスでも1型感染の割合が増加してきています。 昔のように...
2012年5月20日日曜日

血液一般検査-番外編-CD4/CD8検査-

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白血球には、T細胞(細胞性免疫に関与)、B細胞(液性免疫に関与、抗体を産生する) 、null細胞(T細胞でもB細胞でもない)があります。 このうちCD4陽性細胞は、B細胞の免疫グロブリン産生を補助し、CD8陽性細胞は免疫グロブリン産生を抑制します。 リンパ性の悪性腫瘍...
2012年5月13日日曜日

血液一般検査-7.血小板数-

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血小板の数が減少したり、その機能が低下すると、出血が止まりにくくなります。 その為、軽く何かに身体を当てても内出血をして青あざができたり、けがをしても出血がなかなか止まらなかったり、鼻血が出やすい、歯肉から出血することが頻回に起こります。 貧血があって慢性出血が疑われ...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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