血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋

2012年5月29日火曜日

性行為感染症検査-7.性器ヘルペス検査

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性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で発症する性行為感染症のひとつです。 従来は口唇周囲は1型単純ヘルペス、性器とその周囲は2型単純ヘルペスとされていましたが近年、オーラルセックスによって性器ヘルペスでも1型感染の割合が増加してきています。 昔のように...
2012年5月20日日曜日

血液一般検査-番外編-CD4/CD8検査-

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白血球には、T細胞(細胞性免疫に関与)、B細胞(液性免疫に関与、抗体を産生する) 、null細胞(T細胞でもB細胞でもない)があります。 このうちCD4陽性細胞は、B細胞の免疫グロブリン産生を補助し、CD8陽性細胞は免疫グロブリン産生を抑制します。 リンパ性の悪性腫瘍...
2012年5月13日日曜日

血液一般検査-7.血小板数-

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血小板の数が減少したり、その機能が低下すると、出血が止まりにくくなります。 その為、軽く何かに身体を当てても内出血をして青あざができたり、けがをしても出血がなかなか止まらなかったり、鼻血が出やすい、歯肉から出血することが頻回に起こります。 貧血があって慢性出血が疑われ...
2012年5月6日日曜日

血液一般検査-6.白血球分類検査-

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白血球は、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の5種類に分類することが出来ます。 白血球を染色してこれら5種類に分類する検査を白血球分類検査または、血液像と呼びます。 これら5種類の白血球は、身体が正常な状態のときはそれぞれの占める割合が一定範囲内に保たれています...
2012年4月29日日曜日

血液一般検査-5.白血球数-

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白血球は、身体の組織に侵入した細菌や異物を取り込み、消化・分解し無毒化します、更に身体の免疫機能を司ります。 そのことから、白血球が増加したり、減少したりするということは、身体のどこかに細菌・ウイルスなどの異物などが侵入した時や、身体の中の何処かで炎症を起こしていると考え...
2012年4月22日日曜日

血液一般検査-4.赤血球恒数-

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赤血球恒数とは、赤血球の大きさ、赤血球に含まれるヘモグロビンの量を調べる検査のことを言います。 この赤血球恒数には、以下の三種類があります。 1.MCV(平均赤血球容積):血中に含まれる赤血球の大きさを表す。 2.MCH(平均赤血球血色素量):血中に含まれる赤血球...
2012年4月15日日曜日

血液一般検査-3.ヘモグロビン量及びヘマトクリット値

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1)ヘモグロビン量(Hb) ヘモグロビンは赤血球に含まれ、酸素を運搬する働きをすることから、この量が低下すると貧血となります。 反対にヘモグロビン量の増加は赤血球の増加に伴って見られます。 【基準値】 男性 13.8-16.6g/dL 女性 11.3-15...
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長年血液により感染する感染症の研究に従事した際の経験・知見を活かして感染症の紹介と予防法等について解説していきます。
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